コラーゲンを使ったOEM製造をする前に押えるべき知識の全て

コラーゲンの美容効果とは?
コラーゲンにはどんな種類があるの?
コラーゲンを配合した化粧品を作りたい

OEMで人気のコラーゲンの役割と美容効果

OEMで人気のコラーゲンの役割と美容効果
化粧品の美容成分として人気のコラーゲンですが、コラーゲンにはどのような役割があり、
どのような美容効果を発揮するのでしょうか?
ここでは、コラーゲンとは何か、役割と美容効果を説明していきます。

スキンケアの代表的成分の一つであるヒアルロン酸が気になる方は、是非以下の記事もご覧ください。

コラーゲンとは?

コラーゲンはタンパク質の一種であり、人間の皮膚や骨、臓器、血管を構成しているタンパク質のうちコラーゲンは3分の1の割合を占めています。
コラーゲンはアミノ酸を原料にして体内で生成されています。

役割

人間の皮膚は外側か表皮、真皮、皮下組織の3層構造になっており、
真皮の繊維成分の約90%がコラーゲンでてきています。
コラーゲンは化粧品やサプリメントなどの食品以外にも、写真フィルムや医療分野でも利用されています。
人体への適応性が高いコラーゲンは、人工皮膚や人工血管の材料として使われているのです。

美容効果

コラーゲンは肌の水分が逃げないように肌表面で潤いを抱え込み保湿効果を発揮します。
しかしコラーゲンは加齢とともに減少してしまいます。
コラーゲンを積極的に摂ることで、肌の弾力を保ち、目元や口元、フェイスラインをハリをもたらします。

OEMで配合できるコラーゲンの種類

OEMで配合できるコラーゲンの種類
コラーゲンには加水分解コラーゲンや低分子コラーゲンなど加工方法によって種類を分けた呼び方があります。
他にも何を原材料に作られているかという、由来によって呼び方を分ける場合があります。
加工方法別、由来別それぞれのコラーゲンの種類を紹介します。

加工方法別

加水分解コラーゲン

豚の骨や川、魚の皮やうろこ等を加水分解法によって加工して、分子を小さくしたコラーゲンです。
通常のコラーゲンに比べ、肌やかみへの浸透力が高いことが特徴です。
コラーゲンペプチドとも呼ばれています。

低分子コラーゲン

加水分解コラーゲンをさらに小さくしたものが低分子コラーゲンです。
浸透型コラーゲンとも呼ばれています。

アテロコラーゲン

アテロコラーゲンはアレルギーの原因部分の一つである、テロぺプチドを酵素処理で取り除いたものです。
加水分解コラーゲンや低分子コラーゲンに比べ、分子量が大きく、
人の皮膚と同じ三重らせん構造を保持しています。

生コラーゲン

非加熱で製造されたものは生コラーゲンと呼ばれています。
アテロコラーゲンの1種で、加水分解コラーゲンより分子量が大きく、肌の表面で保湿効果を発揮します。

原料由来別

動物性コラーゲン

豚や牛、鶏から抽出されるコラーゲンで、ヒトのコラーゲンに近い構造を持っています。
熱に強いという特性があり、比較的加工もしやすいため最も使われているコラーゲンです。

海洋性コラーゲン

サケなどの魚の皮や鱗から抽出したコラーゲンで、フィッシュコラーゲンとも呼ばれています。
特に皮から抽出した水溶性コラーゲンは上質なものとされています。

ヒト型コラーゲン

遺伝子組み換えで作ったカイコの細胞から抽出されたコラーゲンです。
合成されるヒト型コラーゲンは、人間の体内で合成されるコラーゲンと同一のタンパク質である為、アレルギーを起こすリスクが低いとされています。

コラーゲンを使ってOEM製造できる製品


次にコラーゲンを配合して製造できる製品をいくつかご紹介します。

コラーゲンサプリメント

コラーゲンのサプリメントには打錠やドリンクタイプがあります。
通常のコラーゲンは分子量が大きく、そのままでは体内に吸収されにくいと言われています。
効率よくコラーゲンを摂取するには低分子コラーゲンやコラーゲンペプチドが配合されたサプリメントがおすすめです。
また、ビタミンCや鉄分を一緒に取ることで、コラーゲンの生成を助けます。

コラーゲン化粧水

化粧品に配合されるコラーゲンは、保湿に優れた成分であり、潤いのある肌に整える役割があります。
化粧水を使うことで肌内部のコラーゲンそのものが増えるわけではありませんが、
肌が乾燥しているとバリア機能が低下し、外部からのダメージを受けやすくなり肌内部のコラーゲンも分解されやすくなる為、コラーゲン配合の化粧品を使って肌の保湿をすることが重要です。

まとめ

まとめ
この記事ではコラーゲンの効果やコラーゲンの種類を説明してきました。
コラーゲンにも様々な種類があり、加工方法や原料の由来によって効果や使われる目的も異なります。
また、体内で生成されるコラーゲンは化粧品やサプリメントで直接増やすことができないため、体内のコラーゲンを維持することや、生成をサポートする成分に着目することも重要です。

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