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アイブロウ製品にはどんなものがある?
トレンドのうす眉の描き方は?
オリジナルのアイブロウをつくるときの注意点は?
顔の印象を大きく左右する眉は、清潔感や表情を通してコミュニケーションにも影響を与え、男女問わず眉ケアの重要性が高まっています。眉の色や形は、流行や個人の好みが反映されますが、現在は自然で優しい印象のナチュラル眉がトレンドです。このトレンドは、眉色を薄く、眉山をなだらかにし、毛流れに立体感を出して生き生きとした表情を作ります。
トレンドの変化と時短を求めるライフスタイルに応じて、ニーズに合わせたアイブロウの商品開発が行われ、市販されています。化粧品製造販売業の許可を受けたOEMメーカーに委託することで、オリジナルブランドのアイブロウ商品の製造・販売が実現します。
本記事では、OEM製造できる8つのアイブロウ製品、眉メイクの仕上がりを長持ちさせるアイブロウ製品の機能とその組み合わせ方、そしてアイブロウ化粧品のOEM製造を成功に導くための注意点について、分かりやすくご解説します。
Contents
アイブロウ製品は、眉の仕上がりの印象、水や皮脂への耐久性、太さ調整の簡易度合い、使用感によって異なります。多様なアイブロウ製品が存在し、各製品に最適な使用方法があります。ここでは、8種のアイブロウ製品とそれらの特徴についてご紹介します。
アイブロウペンシルは、先端が鉛筆や芯の繰り出し式になっており、眉毛を描けます。芯の色、太さ、硬さ、形状(真円、楕円、涙型)は様々なバリエーションがあります。水に強く、太さの調整がしやすいことが特徴です。例えば涙型や楕円形のアイブロウペンシルは、その鋭角を使って細く繊細なラインをくっきり描くことも、広い面を使って眉毛の間を埋めることもできます。眉毛の不足部分を自然に補うのに特に便利です。
アイブロウリキッドは、先端の筆やフェルトペン部分から液がでて、眉を描けます。太さの調節がしやすく、皮脂に強く、きりっとした眉毛を描きたい方におすすめです。細筆タイプは、眉毛一本一本を描き足し、自然な眉尻を作るのに適しています。平筆なら筆の角度で細くも太くも調節できます。フェルトペンタイプはしなりが強く、太い線が描けます。アイブロウリキッドは耐水性が高めですが、ウォータープルーフ仕様なら暑い日やスポーツをしても美しい眉を保つことができます。髪色に近いか少し暗めのカラーが自然に見えます。
アイブロウパウダーは、チップ型とパレット型の2種類があります。眉の太さや色の濃淡を調節し、自然でふんわりした印象の眉毛を作ることができます。パレット型では、好みの色を混ぜて作ることができ、眉毛のすき間を埋めたり、不揃いな眉毛をナチュラルに仕上げたりできます。なお、アイブロウパウダーは耐水性や耐皮脂性が低めのため、きれいな仕上がりをアイブロウジェルでキープする方法もあります。
アイブロウワックスはパレット型で、硬めのクリーム状のワックスを筆にとり、眉毛の毛流れを整えたり、眉尻などの眉毛のない部分を着色したりできます。ペンシルに比べてふんわりと、パウダーよりもくっきりとした発色が特徴で、耐水性にも優れています。
アイブロウマスカラは、マスカラブラシで眉を着色します。自眉の色を変えたり、眉毛の毛流れを整えたりしたい方に最適です。ペンシルやパウダーで整えた眉に仕上げとして使用し、色を統一して毛流れを整えます。塗布後は眉毛が固まるため、眉に立体感を出すことも可能です。眉頭の毛を立てることで、キリっとした印象になります。皮脂や摩擦に強いことも特徴です。
ブラシの形状はロケット型・ストレート型・ミニブラシなどがあります。自眉がある人に塗りやすいのはストレート型、眉毛のカーブに使いやすいロケット型、小回りに利くミニブラシなどの特徴があります。
眉コンシーラーは、アイブロウマスカラのようにマスカラブラシで眉をコンシーラーカラーに着色し、自眉の色を抑えるアイテムです。黒い眉毛をしっかりとカバーする明るめのベージュをベースにしています。乾燥後、好みの色のアイブロウマスカラを上から塗ることで、仕上がりを自由に調整できます。コンシーラーブロウマスカラやアイブロウカバーコンシーラーとも呼ばれ、眉毛の色調整に最適なアイテムです。
眉ティントは、ハケや筆を使って眉毛に色素を塗り、一定時間放置することで角質を着色し、眉メイクを長持ちさせるアイテムです。放置後に乾いた膜を剥がすタイプと、塗ったままでよいタイプがあります。色持ち、発色、塗りやすさが評価されます。
温泉やプールなど水・汗に塗れる場面に適しており、スポーツやレジャーの日でも眉メイクをキープできます。また、数日間持続するタイプは、旅行や忙しい朝のメイク時間短縮に役立ちます。着色効果は高いですが、立体感を出したい場合は他のアイブロウアイテムとの併用をおすすめします。
アイブロウジェルは、ジェルやワックスが含まれたマスカラブラシを使用して、眉毛の流れを整えるアイテムです。眉毛をふんわりと根元から立ち上げて立体的な眉を作り出し、骨格を強調することで外国人風のメイクになります。
アイブロウジェルには、無色のものから色付きのもの、パールが入っているかどうか、ブラシの大きさが異なるものまで様々な種類があります。ウォータープルーフタイプなら水に濡れても落ちにくく、スマッジプルーフタイプなら皮脂での崩れを防ぎ、一日中きれいな眉を保つことができます。
アイブロウ製品には、汗や水に強い耐水性(ウォータープルーフ機能)と、摩擦や皮脂に強い耐皮脂性(スマッジプルーフ機能)があります。長時間にわたり美しい眉メイクを保つための2つの機能について、解説します。
ウォータープルーフ機能は、汗、涙、水に強く、眉メイクを長時間美しく保つために重要です。特に夏や湿気が多い時期、スポーツやレジャー時に役立ちます。
アイブロウペンシル、アイブロウマスカラ、アイブロウリキッド、アイブロウワックスなど多くのアイブロウ製品に採用され、仕上がりの美しさを長く維持します。これにより、消費者の信頼とリピート購入が期待できます。
スマッジプルーフ機能は、皮脂や摩擦に強く、油分によるメイク崩れを防ぎます。特に皮脂の多い方や、前髪との摩擦、汗をふき取る動作から眉メイクを守り、長時間美しい状態をキープします。成人男性の高い皮脂量への対策にも役立ちます。アイブロウペンシル、アイブロウリキッド、アイブロウパウダー、アイブロウワックス、アイブロウマスカラ、アイブロウジェルなど、多様な製品に採用されています。
眉メイクの基本は、まず眉の余計な皮脂をティッシュで拭き取り、毛流れを整えることから始まります。その後、アイブロウペンシルやアイブロウパウダーで眉を描き、アイブロウブラシでぼかしながら毛流れに合わせて整えることで、自然で整った眉に仕上げられます。
ここでは、この基本的な方法に加えて、落ちにくい眉メイクや薄眉メイクをするときのアイブロウアイテムの適切な組み合わせを提案します。
落ちにくい眉メイクをする際は、まず綿棒を使って眉の余分な油分を優しく拭き取ります。脂性肌の方は、テカリを抑えるマット系フェイスパウダーを軽く塗布しておくことが重要です。次に、アイブロウペンシルやアイブロウパウダーで眉を描き、眉マスカラを使って形と毛流れを整えつつ、特に眉尻を重点的に塗り重ねていきます。最後にアイブロウジェルで眉毛全体をコーティングし、メイクを長持ちさせます。
また、汗や水に強いウォータープルーフ機能や皮脂による崩れを防ぐスマッジプルーフ機能のある製品を選ぶとより効果的にメイクをキープできます。
薄眉メイクは、柔らかく自然な印象を目指すトレンドです。このメイクでは、眉尻などの足りない部分をアイブロウペンシルやアイブロウリキッドで補い、眉コンシーラーで色を整えます。このとき、眉コンシーラーは眉尻から眉頭に向かって塗布した後、さらに毛流れを整えるように眉頭から眉尻に向かって塗ります。コンシーラーが乾いた後、アイブロウパウダーやマスカラで色味を調整します。色選びには、自然に見えるミルクやピンクベージュ、暗い髪色に合うアッシュベージュやグレージュがおすすめです。
アイブロウ化粧品のOEM製造を成功させるには、開発期間と製品のコンセプトや特徴への配慮が欠かせません。速やかな市場投入を目指す場合、OEM会社の既存の製品設計などの知見を利用することで、開発期間を大幅に短縮し、迅速に販売が可能です。
しかし、独自性の高いオリジナル製品を目指す際には、内容物と容器の相性、充填設備の適合性を含む、細部にわたる確認作業が求められます。このプロセスは時間を要し、製品が市場に出るまでに1年以上かかることも珍しくありません。
アイブロウ化粧品は、トレンドの変化や市場環境にも影響を受けるアイテムです。そのため、OEM製造では、販売時期の選定や製品の独自性追求など、市場状況や事業戦略を踏まえた慎重な検討が必要です。
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この記事では、OEM製造できる8つのアイブロウ製品、眉メイクの仕上がりを長持ちさせるアイブロウ製品の機能とその組み合わせ方、そしてアイブロウ化粧品のOEM製造を成功に導くための注意点について、解説しました。
アイブロウ化粧品は、トレンドの変化と時短を求めるライフスタイルに応じて、ニーズに合わせた商品開発が行われています。
株式会社OEMは、スキンケアからメイクアップ化粧品、ボディケア・ヘアケア・オーラルケア・サプリメントなど幅広く美容・ヘルスケアの商品開発・製造の実績があります。また、事業を海外へ展開する場合の貿易・契約書関連、販促サポートも可能です。
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