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自社オリジナルのBBクリームを作りたい
BBクリームのOEM製造で失敗したくない
BBクリームの企画・製造をどこから始めれば良いのか分からない
こんなお悩みを抱えていませんか?
BBクリームは、スキンケア効果とメイク機能を併せ持つ人気アイテムです。しかし、競合商品が多い市場で差別化するには、成分や処方、ブランドコンセプトに独自性が求められます。
OEM(受託製造)を利用すれば、自社のニーズに合わせたBBクリームを効率的に開発・販売することが可能です。とはいえ、「どんなOEMメーカーを選べばいいの?」「差別化のポイントは?」と、疑問も尽きません。
本記事では、BBクリームOEMの基礎知識から、市場の最新トレンド、成功する商品開発の流れ、そして差別化できる成分や処方の提案まで、詳しく解説します。さらに、OEMメーカー選定時に押さえるべき重要チェックポイントも紹介します。
この記事を読めば、BBクリームOEMによる製品開発の全体像がつかめ、競合に埋もれない魅力的な商品作りのヒントが得られます。
OEMでのBBクリーム開発を検討している方は、ぜひ最後までご覧ください。
まずは、BBクリームのOEMについて、基本的な情報をご紹介していきます。
OEM(Original Equipment Manufacturer)とは、他社ブランドの商品を製造する受託生産方式を指します。企業が自社で製造設備を持たなくても、OEMメーカーに製造を委託することで、独自ブランドの商品を市場に投入することができます。これにより、初期投資を抑えながら、高品質な製品を効率よく開発することが可能になります。
BBクリームは「Blemish Balm」の略で、美容液、保湿クリーム、日焼け止め、化粧下地、ファンデーションといった複数の機能を1本に集約した多機能コスメです。
OEMを利用すれば、こうした多機能性に加え、ターゲット市場に合わせた独自の成分や処方を加えた製品を、小ロットからでも生産できるため、新しい市場ニーズに迅速に対応することができます。
近年のBBクリーム市場では、敏感肌向けの低刺激処方が注目されています。肌トラブルを避けたい消費者が増えたことから、アルコールやパラベンなどの刺激性のある成分を避ける傾向が強まっています。
また、ナチュラル志向やオーガニック志向の高まりにより、植物由来の成分やオーガニック認証を取得した原料を使用した製品の人気が高まっています。
さらに、シワやシミをケアするエイジングケア機能を求める消費者が増えており、美容成分を配合したBBクリームが多く見られるようになりました。
最近では、マスク生活が続く中、長時間の使用でも崩れにくく、肌荒れを防ぐ製品へのニーズも急速に高まっています。このような市場動向を的確に捉えた製品開発が、競争の激しい市場で成功するためには欠かせません。
関連記事:化粧品OEMとは?メリット・デメリット・成功のポイントや選び方まで解説
次に、OEMでBBクリームを製品化する流れとメーカー選びについて解説をしていきます。
BBクリームをOEMで開発する場合、一般的には以下のような流れになります。
このプロセス全体で、OEMメーカーとのスムーズな連携が成功のポイントです。
新たにブランドを立ち上げる場合や市場投入時のリスクを抑えたい場合には、小ロット対応が可能なOEMメーカーを選ぶことが重要です。
最小ロット数が300個から500個程度と柔軟に対応してくれるメーカーであれば、在庫リスクを最小限に抑えることができます。
OEMメーカーを選ぶ際には、初期費用の有無や、試作に対する柔軟性、さらには原料や資材の調達力といったポイントも重視すると良いでしょう。
単なる製造先ではなく、ビジネスパートナーとして信頼できるかどうかを見極めることが、長期的な成功につながります。
OEMによる製品開発では、試作段階での対応力が製品の完成度に大きく影響します。
市場で差別化された製品を生み出すためには、OEMメーカーがトレンドを意識した成分提案をしてくれるか、そして自社の独自性を反映した処方を実現できるかが重要です。
試作品の調整にどれだけ柔軟に対応してくれるか、細かな要望にどこまで応えてくれるかを事前に確認することで、理想のBBクリーム開発に一歩近づくことができます。
関連記事:化粧品ブランドを立ち上げる流れと成功のポイントを解説
差別化されたBBクリームを開発するためには、最新のスキンケア成分を取り入れることが有効です。
これらの成分を配合することで、単なるメイクアップアイテムとしてだけでなく、スキンケア効果を期待する消費者にも訴求することができ、製品の付加価値が大きく高まります。
近年の消費者は、製品の成分だけでなく、環境や動物福祉にも配慮したブランドを選ぶ傾向があります。
そのため、オーガニック認証を取得した原料を使用する、植物由来成分を積極的に採用する、動物実験を行わないクルエルティフリー方針を打ち出すなど、ナチュラル志向・オーガニック志向に応える処方設計が求められています。
こうした価値観を製品に取り入れることで、ブランドイメージを高め、信頼感を得ることができます。
幅広い層に受け入れられるBBクリームを開発するためには、敏感肌にも対応した低刺激な処方が不可欠です。
無香料・無着色・パラベンフリーといった仕様はもちろんのこと、アルコールや鉱物油を使用しない設計、さらにはパッチテスト済みであることなど、安全性への配慮を徹底することで、安心して使用できる製品として支持を得ることができます。
関連記事:基礎化粧品もOEMで製造できる!手順やポイントなどをまとめて解説
OEMメーカーを選ぶ際には、コストだけにとらわれず、品質とのバランスを見極めることが重要です。
原料費、製造費、パッケージ費など、製品の原価構成を透明にしてくれるメーカーであれば、適正な価格設定が可能です。
また、ISO認証やGMP(適正製造規範)を取得しているかどうかなど、品質管理体制がしっかり整っているかを確認することが、高品質な製品作りの基本となります。
将来的に海外市場への展開を視野に入れている場合、OEMメーカーが薬機法やINCI名表示などの国内法規制だけでなく、EU、アジア、米国といった各国の化粧品規制にも対応できるかがポイントとなります。
輸出サポートの有無や、これまでの海外展開実績も確認しておくと安心です。
OEM契約を結ぶ際には、試作から納品までの納期がどの程度かかるのか、また最低ロット数が自社の生産計画に見合っているかを事前に確認することが大切です。
さらに、処方の知的財産権の帰属についても契約書で明確にしておくことで、将来的なトラブルを防ぐことができます。
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BBクリームをOEMで開発することは、ブランド独自の価値を生み出し、市場での競争力を高める大きなチャンスです。
市場ニーズに即した成分や処方を取り入れ、信頼できるOEMメーカーと連携することで、高品質で魅力的な製品を生み出すことができます。
OEMの特性を活かして、自社ブランドの可能性を広げ、差別化されたBBクリームを世に送り出しましょう。
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