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OEMで製造できる日焼け止めの種類は?
日焼け止めのOEM製造にはどのようなメリットがある?
日焼け止めのOEM製造先について比較ポイントを整理したい
男女問わず肌トラブルに悩む方は少なくありませんが、そのような方に役立つアイテムが日焼け止めです。中には消費者向けに、自社独自で日焼け止めを作りたいとお考えの方もいるのではないでしょうか。自社で製造ラインや資格がない場合は、OEMの活用がおすすめです。
本記事では、日焼け止めOEMのメリットやメーカー比較ポイントなどについて、多種多様な化粧品にてOEM実績を有する株式会社OEMが解説をします。
ここでは、日焼け止めとOEMの基礎知識を、4つ解説します。
それでは1つずつ解説します。
紫外線は太陽光線の一種で、大きく分けて以下の3種類に分けられます。
UV-Cのほとんどはオゾン層に吸収されますが、残り2つは地上に到達する割合が少なくありません。この紫外線を浴びると、人体ではメラニン色素が生成されます。この生成が過剰だと、様々な肌トラブルを引き起こします。
▼紫外線が肌に与える影響(一例)
このようなリスクを軽減するのが日焼け止めです。
関連記事:UVケア商品もOEMで作れる!メリット・デメリットや依頼先の選定ポイントなど一挙解説
日焼け止めの効果を知るために覚えておきたい指標が、SPF値とSPA値です。
ここでは、日焼け止め商品の種類を、7つ解説します。
それでは1つずつ解説します。
ミストは、体などに吹きかけるだけで簡単に使用できる手軽な日焼け止めです。背中など塗りにくい箇所にも使いやすく、性別年齢問わず使いやすいものの、汗で落ちやすい点には注意しなければなりません。
ジェルタイプは、べたつきが少なくさっぱりとした使用感が特徴的です。広い範囲に塗布しやすいものの、汗で落ちやすいことには注意しましょう。
ミルクタイプはみずみずしくしっとりとした使用感で、化粧下地としても使えます。落ちやすいものから落ちにくいものまで、幅広いタイプがあります。
クリームは高い保湿力と密着力を持ち、塗りムラができにくいことが特徴です。十分な日焼け対策が可能ですが、落とす際はクレンジングで丁寧に洗浄することが欠かせません。
関連記事:保湿クリームの化粧品OEMを徹底解説!商品例や成分、製品開発のポイントも紹介
バームは美容オイルを主成分とし、少量でよく伸びる軟膏タイプの日焼け止めです。保湿効果も高く、メイク下地としても活用できます。
スティックは直接肌に塗布できる形状で、手を汚さず手軽に使用できます。携帯性に優れるため、外出先での塗り直しにもおすすめです。
パウダーは、メイクの仕上げ用として使用されます、化粧直しにも活用できますが、薄付きになりやすく単体での使用にはあまり向いていません。
化粧品OEMは、「自社ブランドの化粧品製造を専門メーカーに委託する生産方式」です。豊富な開発ノウハウと製造設備を持つOEMメーカーであれば、自社で工場を持たなくても独自ブランドの化粧品を展開できる上、商品企画やマーケティングに注力できます。化粧品業界に限らず、OEMは様々な産業分野で活用されています。
関連記事:化粧品OEMとは?メリット・デメリット・成功のポイントや選び方まで解説(https://oem-cosmetic.com/blog/what-is-cosmetic-oem)
ここでは、日焼け止め商品をOEM製造するメリットに関して、3つ解説します。
それでは1つずつ解説します。
化粧品OEMメーカーに委託すれば、専門的な製造知識・設備投資がなくとも独自ブランドの化粧品を製造できます。特に、化粧品業界への新規参入を検討している企業にとっては、研究開発にかかる時間やコストを抑えられる点がメリットです。
化粧品の製造販売には、製造ライセンス(化粧品製造業許可、化粧品製造販売業許可)が欠かせません。しかしOEMメーカーであれば、これらの許可を既に保有しています。また、各許可には責任技術者や総括製造販売責任者の設置が必要ですが、OEM製造を活用すればこれらの人材確保も心配ありません。
関連記事:化粧品を売るには資格が必要か?製造販売業許可がいらない方法、そのメリットも解説
化粧品製造では、製品の中身だけでなく容器や化粧箱などの資材も考慮しなければなりません。これらの資材は化粧品との相性を十分にテストすることが必要ですが、多くのOEMメーカーでは、このような資材の調達から品質検査までを一括して引き受けています。
関連記事:化粧品のバルクとは?意味から製造工程まで幅広く解説!
ここでは、日焼け止め商品をOEM製造する流れを、8つ解説します。
それでは1つずつ解説します。
関連記事:基礎化粧品もOEMで製造できる!手順やポイントなどをまとめて解説
企画段階では、お客様のご要望に沿った原料を慎重に選定します。日焼け止めだけでなく、保湿・美白など求める効能に応じ最適な成分を提案します。
提案では、商品コンセプトに基づき商品形態や配合成分などを提案します。
コンセプトに基づき試作品を作成します。初回の試作品で改善点を見つけたら、処方が決定するため再試作を行います。
試作品の処方を決定します。その後は、バルク単価の算出と最適な容器の選定を行い、併せて各種安定性試験も実施します。
見積段階では、製造ロットや容量より原価計算を行い、その後見積書を提出します。
見積書の承認後に発注書を作成いただき、その後仕様規格書を作成してから工場での製造工程に入ります。
仕様規格書に基づき、製造・充填を行います。
最後に品質検査を経て、指定の納期までに確実に納品します。
ここでは、日焼け止めのOEM依頼先を選ぶポイントを、8つ解説します。
それでは1つずつ解説します。
関連記事:初めての化粧品OEMの失敗しない選び方
UVフィルターの取り扱いでは、安全性と効果の両立が欠かせません。法規制やガイドラインに準拠し、適切な使用量の調整と品質管理が求められます。そのため、OEMメーカーの技術力が問われる部分です。
SPF値やPA値の高いほど、日焼け止めとしての効果が高くなります。クライアントの要望に応じて様々な紫外線防御指数の製品を開発でき、かgつそれらの数値を正確に検証する能力がある企業がおすすめです。
日焼け止め商品に求められる防水性や耐摩擦性の実現には、特殊な製剤技術が欠かせません。水や汗に強く、日常生活での摩擦にも耐える製品開発には、豊富な経験と高い技術力を持つOEMメーカーを活用しましょう。
製品形態や配合成分の選択肢が豊富であれば、様々な商品の製造を依頼できるでしょう。ジェル・クリーム・スティックなど、様々な剤形に対応できる技術力や、保湿など付加価値を高める成分の知識があるメーカーがベターです。
関連記事:化粧品成分の表示ルールから基本成分・チェックする際の注意点などを解説
品質管理体制も、製品の信頼性を確保するには欠かせません。厳格な品質管理基準や徹底した安全性試験を行っている企業であれば、一層安心です。
製造実績が多いと信頼できる可能性が高いため、OEM先を選ぶには見逃せない判断材料です。消費者の健康にも直接関わる製品だけに、豊富な実績と高い信頼性を持つメーカーを選択しましょう。
OEM会社がカバーしてくれる範囲も確認しておきましょう。製造だけでなく、パッケージデザインやマーケティング支援まで提供するメーカーであれば、特に業界未経験の企業には手厚いサポートで心強い存在になります。
対応できる最小ロットも確認しましょう。在庫リスクを抑えたい場合は、少量発注も対応可能なメーカーがおすすめです。こうすれば、テストマーケティングなども容易に実施できます。
関連記事:化粧品OEMの小ロット発注を徹底解説!仕組み・メリット・デメリット・知っておきたい注意点と流れ
本記事では、日焼け止めOEMのメリットやメーカー比較ポイントなどについて解説しました。
日焼け止めを活用することで、肌を紫外線から守れます。OEMでジェルやパウダーなど様々な形態の商品を製造可能です。その際には、製造ライセンスや設備も不要です。OEM製造は、企画から納品までのプロセスを経ます。
OEM先を比較するには、UVフィルターの取り扱い方や対応成分などを確認しましょう。また、製造後を考慮するとカバー範囲や最小ロット数などもチェックポイントです。
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