OEM製造できる発酵化粧品の美容効果とメリット・デメリットや製品例を解説

OEM製造できる発酵化粧品の美容効果とメリット・デメリットや製品例を解説

  • 発酵化粧品にはどんな効果があるか?
  • 発酵化粧品はどんな人に向いている?
  • 発酵化粧品でどんな商品をつくれる?

発酵化粧品は、一定のコンセプトに基づいて発酵エキスやその他の美容成分が組み合わされて配合された化粧品です。発酵エキスは微生物の働きを活用した産物で、その科学技術は特許化によって保護されたものもあります。

発酵エキスは、スキンケアからヘアケアまで、さまざまなオリジナル化粧品に配合できます。発酵エキスを扱うには一定の製剤化技術が必要なため、実績のあるOEMメーカーに開発・製造を委託することで、オリジナルブランドの発酵化粧品を販売することが可能です。

この記事では、発酵化粧品の特徴、メリット・デメリット、美容効果、製品例、および商品開発のポイントについて詳しく解説します。
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OEM製造できる発酵化粧品とは

OEM製造できる発酵化粧品とは

発酵は、身近な食品から医薬品や化学品など、さまざまな分野で広く活用されています。化粧品においても、発酵エキスを配合したスキンケアからヘアケアに至るまで、多岐にわたる商品が市販されています。ここでは、発酵化粧品の特徴と発酵について詳しく解説します。

発酵化粧品とは

発酵化粧品とは、発酵エキスを配合した化粧品です。発酵エキスは、微生物の働きによって米などの有機物を分解・変化させた産物です。メーカーは微生物の特性を熟知し、最も発酵エキスが高機能になる条件を設定して生産しています。発酵エキスができた後、微生物は除去されるため、化粧品に微生物は含まれていません。発酵化粧品は、微生物の力で得られた発酵エキスを配合して作られており、高い効果が期待できます。

発酵とは

発酵とは、微生物が酸素を使って有機物を分解し、人間にとって有益な物質を作ることをいいます。発酵の結果できた産物が発酵エキスであり、発酵化粧品にはこの発酵エキスが使用されます。発酵エキスには多種多様な成分が含まれており、さまざまな効果が期待できます。メーカーは、有機物と微生物の組み合わせ、酵素が最も活性化する発酵条件を研究し、高機能な発酵エキスを生産しています。発酵化粧品を使用することで、自然の力を活かしたスキンケアが可能になります。

発酵化粧品のメリット・デメリット

発酵化粧品のメリット・デメリット

自然由来の原料を使用し、微生物によって分解・変化させた発酵エキスを配合した発酵化粧品には、さまざまなメリットとデメリットがあります。ここでは、そのメリット・デメリットの順に詳しく解説します。

発酵化粧品のメリット

発酵化粧品には多くのメリットがあります。発酵により成分が小さく分解されるため、肌への浸透が高まります。さらに、ビタミン、ミネラル、アミノ酸(ギャバ、アルギニン、アスパラギン酸)、タンパク質が豊富に含まれており、高い保湿力があります。年齢とともに減少する天然保湿成分を補い、肌のバリア機能を向上させる効果があります。また、発酵化粧品は肌のターンオーバーを促進し、健康的な肌を保つ手助けをします。発酵化粧品は自然の力を利用して、高機能で肌に優しいスキンケアができるのが魅力です。

発酵化粧品のデメリット

発酵化粧品にはデメリットもあります。まず、発酵エキスには特有のニオイがある場合があります。このニオイを本物の発酵の証として活かすか、マスキングするかの対処が必要です。また、発酵エキスは自然由来の原料を使用するため、色味やニオイ、使用感に違いが生じることがあります。さらに、発酵化粧品を輸出する際には、輸出先の国の法令で発酵エキスが化粧品に使用できる原料に該当するかを慎重に確認する必要があります。これらの点に注意することで、発酵化粧品の品質を保ちつつ、効果的に活用することができます。

発酵化粧品の美容効果

発酵によって生み出される発酵エキスには多種多様な美容成分が含まれており、その組み合わせによって、発酵化粧品には様々な肌悩みを解決する美容効果が期待できます。ここでは、代表的な4つの美容効果について解説します。

保湿効果

発酵化粧品には高い保湿効果があります。これは、発酵エキスに含まれるアミノ酸などのNMF(天然保湿因子)構成成分によるものです。NMFは肌の水分を保持し、乾燥を防ぐ役割を果たします。発酵によって成分が小さく分解され、角層に浸透しやすくなるため、効果的に肌を保湿します。その結果、肌はしっとりと潤い、柔らかな状態を保つことができます。

バリア機能向上

発酵化粧品には、肌のバリア機能を向上させる効果があります。発酵エキスに含まれるアミノ酸は、肌のバリア機能を強化する重要な成分です。バリア機能が向上すると、紫外線や排気ガスなどの外部刺激から肌を守り、乾燥や肌荒れ、肌老化を防ぐことができます。その結果、肌はすこやかで若々しい状態を保つことができます。発酵化粧品を使用することで、自然の力を活かし、効果的に肌のバリア機能をサポートできます。

シワ改善

発酵化粧品には、シワを改善する効果が期待できます。日本酒に含まれる旨味成分「エチル-α-D-グルコシド」を含むコメ発酵液と遊離アミノ酸を高含有する酒粕エキスの混合物は、肌細胞を増殖させ、肌の土台となる真皮を構成するコラーゲンやヒアルロン酸の生成を促進することが確認されています。これにより肌の弾力が増し、シワの改善が期待できます。

美白効果

発酵化粧品には、美白効果も期待できます。例えば、豆乳乳酸菌発酵液にはメラニンの産生を抑制する作用が確認されており、米ぬか発酵液にはメラニン量を減少させる作用が確認されています。これにより、シミやくすみを防ぎ、肌の透明感を保つことができます。

発酵化粧品の製品例

発酵化粧品の製品例

発酵エキスは多種多様で、様々な美容成分を含んでいることから、発酵エキスを配合した発酵化粧品にも保湿やバリア機能向上、シワ改善、美白、抗炎症作用、毛髪ダメージの修復など多様な効果が期待できます。ここでは、発酵化粧品の製品例4点について解説します。

スキンケアシリーズ

発酵化粧品は、スキンケアシリーズとして使用することで一層効果を高めることができます。発酵エキスには、保湿やバリア機能向上といった基本的な肌機能を向上させる効果から、シワ改善や美白などエイジングケアを期待できる効果もあります。これにより、化粧水などの基本的なアイテムから、シートマスクなどのスペシャルケア、高機能な美容液やクリームまで、総合的なスキンケアシリーズのラインナップが可能になります。各アイテムが発酵エキスの力を活かして、肌に必要な成分をしっかりと届け、美白やシワ改善などの効果を発揮します。

導入美容液

導入美容液は、化粧水の前に使用することで、その後に使用する化粧水や乳液、美容液の効果を一層引き出します。発酵によって保湿成分が小さく分解されているため、角質層にしっかりと浸透し、なめらかな肌に整えます。また、導入美容液に濃厚なとろみのある使用感を持たせることで、保湿力を高め乾燥から肌を守ります。発酵エキスを導入美容液に配合することで、スキンケアの効果をさらに高めることができます。

頭髪用化粧品

頭髪用化粧品に発酵エキスを配合することで、頭皮に潤いを与える効果が期待できます。シャンプーやスカルプエッセンスは頭皮に直接働きかけ、健康な頭皮環境を整えることで乾燥やかゆみ、抜け毛を予防します。また、豆乳発酵液には毛髪ダメージを修復する作用が確認されており、頭髪用化粧品に配合することで、ブリーチなどでダメージを受けた毛髪をしっかりとケアします。頭髪用化粧品に発酵エキスを加えることで、高い機能性が期待できます。

日焼け止め・化粧下地

日焼け止めや化粧下地には、シミの原因となるメラニンの発生を予防したり、シミの定着を防いだりする発酵エキスを配合することで、紫外線防御とシミ予防のトータルな紫外線対策が期待できます。また、保湿効果が高く、肌のターンオーバーを促進する発酵エキスを併用することで、水分保持力の高い透明感のある肌を守ることも期待できます。
複数の発酵エキスを組み合わせて配合することで、紫外線による厳しい外部環境においても健康的で明るい肌を保つことができます。

発酵化粧品の商品開発ポイント

発酵化粧品の商品開発ポイント

発酵化粧品は、複数の発酵エキスやその他の美容成分を組み合わせて配合した製品です。ここでは、発酵化粧品の商品開発のポイントを5つ解説します。

コンセプトづくり

オリジナル化粧品をつくる際には、まずコンセプト作りが重要です。例えば、植物由来原料を主体としたボタニカル化粧品で、地域特産のお米を活用した化粧品などの特定のテーマに基づいたコンセプトが有効です。
コンセプトの例として、米糠発酵エキスを主軸にした化粧品が考えられます。発酵後に得られる残渣から抽出したエキスや米ぬか油も配合することで、原材料を無駄なく活用できます。地域特産のお米から保湿成分豊かなボタニカル化粧品を提供できます。

化粧品アイテムを決定

コンセプトに続き、どのような効能をもったアイテムにするかを決定します。例えば、高保湿や抗炎症作用の導入美容液やシートパックなど、特定の肌悩みに絞った製品を開発することで、ターゲット層のニーズに応えることができます。

発酵エキスを決定

オリジナル化粧品を作る際には、製品のコンセプトに合った発酵エキスを選択することが重要です。発酵は、米などの原料と微生物の組み合わせ、発酵条件によって多様なエキスが開発されており、美容効果も異なります。
原料としては、米、米糠、大豆、大麦、バラ、イチジクなどがあります。これらの原料を産地限定にしたり、生産に関わるストーリーをコンセプトに組み込んだりすることで、商品の魅力を高めることができます。また、微生物には麹菌、乳酸菌、酵母、納豆菌、担子菌などがあり、単独で、または組み合わせて発酵させることで、異なる美容効果を引き出すことができます。
発酵エキスの選択によって、ブランドのストーリーを際立たせ、商品の特徴を伝えることができます。

美容成分を決定

オリジナル化粧品を作る際には、発酵エキス以外の美容成分もコンセプトに基づいて決定することが重要です。例えば、美白効果を求める場合には、ビタミンC誘導体やアルブチンなどの成分を選択することもできます。高機能な成分を選択することで、機能性を重視したターゲット層に向けた高価格帯の化粧品を提供することができます。

試作・製造

オリジナル化粧品の開発においては試作品を作成し、色味、使用感、ニオイなどをチェックすることは非常に重要です。これにより、製品がコンセプト通りの品質であるかを確認できます。試作品の評価を基に、改善点があれば調整を行います。
また、製品のロットによるばらつきを最小限に抑えるために、OEMメーカーと密に協議を行いながら開発プロセスを進めます。試作品の経時変化も確認することで、一貫した品質の製品を提供することができます。

まとめ

まとめ

発酵化粧品は、多様な発酵エキスやその他の美容成分が組み合わされて配合された化粧品です。発酵エキスは、スキンケアからヘアケアまで、さまざまなオリジナル化粧品に配合できます。発酵エキスを配合することで、発酵に関わるストーリーをブランドコンセプトに組み込み、他の化粧品と差別化することに役立てられます。

発酵化粧品を扱うには一定の製剤化技術が必要なため、実績のあるOEMメーカーに開発・製造を委託することで、オリジナルブランドの発酵化粧品を販売することが可能です。
株式会社OEMは、スキンケアからメイクアップ化粧品、ボディ・ヘア・オーラルケア、サプリメントなど幅広く美容・ヘルスケアの商品開発・製造の実績があります。医薬部外品化粧品やドクターズコスメ、サロン専売品の実績もございます。また、事業を海外へ展開する場合の貿易・契約書関連、販促サポートも可能です。

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