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どんな美容液がOEMで製造できるのか?
売れる美容液を開発するには?
化粧品OEMメーカー選びのポイントは?
美容液は、スキンケア製品の中でも特に多様な種類があります。日常的に使われるアイテムから、特定の目的や部位用のスペシャルケアアイテムまで、幅広く展開されています。ブランド内でのラインアップにおいて、美容液は最も高機能な製品設計をされるアイテムの一つとして位置づけられ、ブランドの顔とも言えます。最新技術の集大成として、高機能成分や高濃度配合により、しばしば高価格帯の製品となります。化粧品OEMを利用することで、このような高機能美容液の事業を短期間で立ち上げることが可能です。
この記事では、化粧品OEMを通じて開発・製造できる美容液の様々な効能効果、人気のある美容液の企画案、そして売れる美容液の開発ポイントについて詳しく解説します。また、美容液の製造を委託する際のOEMメーカーの選び方にも焦点を当て、どのように選択すればよいかを具体的に説明します。
Contents
美容液は、スキンケアシリーズやブランドの中で、ブランドの特徴を表し、最も高機能なアイテムとして位置づけられています。ここでは、美容液が持つ様々な機能や効能、さらには容器・容量、製造コストについて詳しく解説します。
美容液は、スキンケアアイテムの中でも特に注目されるアイテムです。最大の特徴は、複数の機能性成分を、または、高濃度で配合することです。これにより、特定の肌トラブルや悩みに集中的にアプローチし、肌トラブルの予防効果も期待できます。
美容液は、化粧品や医薬部外品に分類され、市場では「美容液」、「エッセンス」、「セラム」、「アンプル」といった様々な名称で呼ばれています。
使用順序は、通常は化粧水の後、乳液の前に使うのが基本ですが、目的や成分によっては、美容液を最初に使うこともあります。購入する際は必ず商品に記載された使用方法を確認してください。
また、美容液の性状は多様で、液状、ジェル状、ミルク状、クリーム状などがあります。これらのタイプによって肌へのなじみ方に違いがあるため、複数の美容液を使用する場合は水分量の多いものから油分の多いものへと順に使用することで、美容液が肌に浸透しやすくなります。
美容液は、肌のトラブルや悩み、ニーズに応じて様々な効果を持つ商品が開発されています。例えば、美白を目的とする美容液には、抗酸化作用のある成分、メラニン生成を抑制する成分、肌のターンオーバーを促進する成分が配合され、シミやそばかすの予防や改善に効果が期待されます。
また、ニキビケア、敏感肌対策、エイジングケア、リフトアップなど、さまざまな肌の悩みに対応した成分を含む美容液も多く、これらは角質ケアや肌の新陳代謝の促進に着眼し、肌トラブルの改善を目指しています。
ライフスタイルに合わせた美容液も人気があります。オイル美容液やオールインワンタイプの製品は、自然由来成分やシンプルな処方、簡単なケアを好む方に特に適しています。
さらに、目元、口元、手など特定の部位専用の美容液や、特定成分を高濃度に配合した美容液もあり、集中的なケアを求められる場合に適しています。
オリジナル美容液の開発では、容器の選択が商品の魅力を大きく左右し、容量は製品コストに影響を与えます。美容液においては、30mLから50mLの容量が一般的で、これは毎日朝晩の使用を想定した1から2か月分の量です。高品質な商品を象徴するためには、容器の材質やデザインにもこだわることが重要です。
使用の便利さを考えると、ポンプ式のボトルが選ばれることが多いです。これは使用量をコントロールでき、異物の混入を防ぐため衛生的な利点があります。一方で、粘性の高い製品には、ジャー容器やチューブ容器が適しています。
また、エアレス容器や二室式容器の採用も一つの選択肢です。これらの容器は成分の酸化を防ぎ、効果を保持するのに役立ちます。特に、二室式容器は不安定な成分を分離して保管し、使用直前に混ぜ合わせることが可能です。
製品のコンセプトや特性に合わせた容器と容量の選択は、品質を保ちつつ商品の印象を高める上で非常に重要です。美容液に最適な容器を選んで、商品価値を高めることが大切です。
オリジナル美容液の製造にかかるコストは、事業計画において非常に重要な要素です。成分の種類や濃度、選択する容器によって、製造コストは変わってきます。
化粧品をOEMメーカーから仕入れる際の原価は、目標とする販売価格に大きく左右されます。通常、販売価格の20%~30%程度が製造コストの目安とされています(製造数量や容器・仕様によって変わります)。具体的には、原料費、製造費、品質検査費、設備維持費、水道光熱費、人件費、容器資材費、運搬費などがコストに含まれます。原価を適切に設定することで、利益を保ちつつ質の高い製品を提供することが可能です。
また、製造ロットによっても原価は変動します。小ロットから始めて段階的に増産していくことで、原価率を下げ、広告費を最大化することができます。品質を維持しながらコストを管理することで、安定した事業運営を目指しましょう。
美容液は、日常的に使用されるアイテムから、特定の肌の悩みや特定部位用のスペシャルケアアイテムまで、幅広い種類が展開されています。ブランドの特徴を反映する特別なアイテムとして、どのような効果や成分を含む美容液が人気なのでしょうか。ここでは、注目されている成分や使用部位に特化した美容液の企画を7つ紹介します。
美容業界で話題のヒト幹細胞培養液は、化粧品原料としても非常に注目されています。化粧品で「ヒト幹細胞順化培養液」と表示されるこの液体は、人の歯髄、脂肪、臍帯、骨髄から得られた幹細胞を培養して作り出されています。培養過程で幹細胞は取り除かれますが、残された液体には美容に有効な成分が豊富に含まれています。
この幹細胞培養液を含む化粧品は、幹細胞コスメとして知られています。幹細胞培養液には、成長因子(EGF、FGF、HGHなどのサイトカインの一種)や、細胞間コミュニケーションを助けるエクソソーム(細胞外小包体)が含まれています。これらの成分は、肌のコラーゲンを増やし、肌のバリア機能を強化し、肌質の改善を促します。加えて、エクソソームは肌細胞を活性化させ、シミやシワを改善するアンチエイジング効果が期待されます。
このような先進的な成分を含む美容液は、成分や処方にこだわり、体感できるエイジングケア効果を求める消費者のニーズに十分に応える高付加価値な美容液です。
薬用美白美容液は、医薬部外品として設計され、パッケージや広告で「美白」効果を表示することができる製品です。美白効果を謳うためには、特定の有効成分を規定量配合する必要があります。例えば、トラネキサム酸やビタミンC誘導体は、メラニンの生成を抑え、その排出を促進することで、シミやそばかすの予防に効果的です。
シミの発生には肌の炎症が関連しており、紫外線による肌の炎症を抑える成分としてグリチルリチン酸ジカリウムが知られています。この成分はシミの予防に加え、肌荒れを防ぐ効果もあります。
薬用美白美容液は、トラネキサム酸やビタミンC誘導体、そしてグリチルリチン酸ジカリウムを組み合わせることで、美白と肌荒れ予防の両方の効能を持つ製品となります。これにより、美白ケアを求めるものの、肌トラブルを心配する方に対しても、美白と肌荒れ防止の両方を兼ね備えた製品としてアピールできます。
ニキビに特化した美容液は、ニキビの原因を多角的にケアするために開発されたアイテムです。これらの美容液の主な役割は、炎症を和らげ、保湿によって肌のターンオーバーを正常化し、皮脂の過剰な分泌を抑制し、アクネ菌の増殖をコントロールすることです。
これらの美容液には、炎症を抑えるDPG、古い角質を取り除くグルコノラクトン、皮脂分泌を抑制するEPCなどの成分が配合されています。さらに、セラミドAGやNGは肌のバリア機能を強化し、肌を健康に保つ効果があります。
これらに加えて、グルコール酸やイソプロピルメチルフェノールを配合することで、薬用美容液として「ニキビを防ぐ」効果を広告やパッケージに表示することが可能です。これにより、ニキビに悩むターゲット層に対して、より効果的なアプローチを行うことができる美容液です。
化粧下地美容液は、美容液成分の高配合により、通常の化粧下地の役割に加えて美容液の効果も兼ね備えた革新的な製品です。薄く塗布するだけで、肌に濃密な潤いと美しいツヤを長時間保つことができます。
この製品は化粧下地としての機能も充実しており、肌のくすみや毛穴をカバーすると同時に、カラーコントロール効果で均一な肌色を作り出します。スキンケアに匹敵する潤い感が、乾燥による化粧崩れを防ぎ、SPF15・PA+のサンケア指数が室内や短時間の外出時に紫外線から肌を守ります。
日常使いに適したこの製品は、特に休日や近所への外出時に化粧をしなくても、この一品だけで十分な肌ケアを提供します。従来の化粧下地にとどまらず、多機能性を備えた日中用美容液としても利用できるため、新たな需要を刺激する可能性があります。
まつげ美容液は、まつげにハリとコシを与え、つやを保つための重要なアイテムです。健康なまつげは、メイクの際に濃く、美しくカールが仕上がるため、適切なケアが必要です。美容液をまつげの生え際から先端にかけて上下に塗布することで、根元の保湿を促進し、血行を改善します。その結果、まつげは健やかに成長し、マスカラを使用した際のメイク効果が高まります。
また、使用者の利便性を考慮して、リキッドライナータイプやマスカラタイプなど、使いやすい容器で提供されることも多いです。これにより、日々のケアがより簡単かつ効果的に行えるようになります。
シミ・シワ改善美容液は、医薬部外品として厳選した有効成分を配合することにより、「シワを改善する」や「メラニンの生成を抑え、しみ・そばかすを防ぐ」といった効果を広告・商品に表示できます。このような効能表示は、成分や配合量、体感にこだわる消費者をターゲットにする商品に効果的です。
特に、ナイアシンアミドはシミ・シワの両方に効果がある成分と知られており、多くの美容液に採用されています。この成分は、メラニンの生成を抑制し、コラーゲンの産生を促すことで、シワの改善にも寄与します。
さらに、シワとシミを予防するためには、炎症を抑えるDPGや、肌の乾燥を防ぐセラミドNP、AP、EOPなどの成分が重要です。これらは肌のバリア機能を強化し、肌を健やかに保つのに役立ちます。
加齢に伴う肌トラブルの増加に対応し、シミ・シワを同時に改善する高機能美容液のニーズに応える商品の販売が可能です。
アンチポリューション美容液は、日常生活に潜む大気汚染から肌を守るための美容液です。私たちの周囲には、排気ガス、タバコの副流煙、PM2.5、オゾンなど、多くの汚染物質が存在しています。これらの物質は肌の炎症や老化を促進し、シミやシワなどの肌トラブルの原因になるため、それらの影響を防ぐことが重要です。
この美容液に含まれるアルテロモナス発酵エキスは、肌のバリア機能を強化し、PM2.5の付着を防ぐ効果があります。これにより、外部の刺激から肌を守り、健康な状態を維持できます。また、オウゴンエキスは紫外線からの保護をサポートし、紫外線吸収剤の使用量を減らしながら肌を守る効果が期待できます。
アンチポリューション美容液は、環境汚染への対応を求める市場のニーズに応える美容液として、商品ラインナップに新たな価値を加えることができます。
ここまで、様々な人気の美容液企画について解説してきました。肌の悩みに対応する毎日使用するタイプの美容液や、スキンケア効果を強化したメイクアップ製品を含む多機能かつ時短効果を提供する美容液など、多岐にわたる企画例を紹介しました。次に、売れる化粧品を開発するための重要なポイントを4つに分けて詳しく解説します。
オリジナル化粧品を作る際には、まずターゲット層を明確に定め、どのような肌の悩みやニーズに対応する商品にするかをイメージすることが重要です。どの年齢層や性別を対象にし、どのようなスキンケアの問題を解決したいかを考慮しましょう。
次に、どの成分をどの程度配合するかも大切です。天然成分や特定の肌悩みに特化した成分の選択、肌に刺激となりうる成分を排除した無添加項目など、製品のアピールポイントを選びましょう。市場にある競合製品やベンチマークとなる参考商品を調査し、自社製品の特徴や差別化ポイントを明確にすることも大切です。
その後、ターゲット層と商品の特性を踏まえて、効果的なプロモーション戦略を立てます。SNSの利用、インフルエンサーとのコラボレーション、オンライン広告など、さまざまな方法を検討しましょう。
最終的に、製品の価格や容量設定を行います。ターゲット層の購買力や使用頻度を考慮して、適切な価格を設定することが重要です。価格設定はブランドイメージや競合品との差別化に大きく影響するため、慎重に決定しましょう。
オリジナル化粧品の企画において、特にエイジングケア化粧品の場合、美容成分の選択と配合量は非常に重要です。エイジングケアの場合、肌悩みが複合的なため、効果を最大限に引き出す成分の選定が求められます。
エイジングに効果的な成分には、ヒト脂肪細胞順化培養液エキス、プラセンタ、コラーゲン、ヒアルロン酸などがあります。これらは肌の弾力と保湿をサポートし、肌の若返りに役立ちます。また、高濃度ビタミンC、ビタミンC誘導体、フラーレン、ピクノジェノールは肌の酸化を防ぎ、明るい肌へ導く効果があります。
さらに、保水力と弾力改善に優れたプロテオグリカンや、ターンオーバーを促進するレチノールなど、最近注目されている成分もエイジングケア化粧品に適しています。
ターゲット層のニーズに合った独自の製品コンセプトを実現するためには、マーケティング視点での最適な成分の選択と、OEMメーカーの技術力を活用し、美容成分の効果を最大限に引き出す製品開発が必要です。
化粧品の開発において、使用感とテクスチャーの調整は非常に重要な要素です。使用感とは、化粧品を肌に塗った際に感じる感触のことで、「サラサラ」「みずみずしい」といったさまざまな表現で描かれます。また、「肌なじみの速さ」や「被膜感」も使用感を表す重要な要素です。
テクスチャーは化粧品そのものの性状を表し、「硬い」、「重い」、「伸びが良い」といった形で表現されます。テクスチャーや使用感は、製品の保湿力と直接関連しているわけではなく、使用者の使い心地や効果に対する心理的な影響があります。肌質や個人の好みによって感じ方が異なり、手に取った瞬間、肌になじませているとき、翌朝など、評価するタイミングによっても肌の状態は変わります。
増粘剤などを使用してテクスチャーや使用感を調整することができます。OEMメーカーの技術力を活用し、ターゲット層や商品コンセプトに合った理想のテクスチャーを実現することが可能です。使用感やテクスチャーに細心の注意を払い、これらの要素を細かく調整して、ターゲット層のニーズに合った美容液を設計します。理想の製品を実現するため、OEMメーカーのサポートも必要になります。
使用部位限定の美容液は、特定の肌悩みやニーズに特化しており、ターゲット層や商品コンセプトに応じて多種多様なバリエーションが存在します。たとえば、目の周りや目じりの細かいシワ、口周りのホウレイ線、首やデコルテのケア、特定のシミ、Tゾーンの皮脂バランス調整、眉間やおでこの表情ジワ、まつげの健康維持など、各特定部位に特化した製品が開発されています。
これらの美容液は、それぞれの部位の特性や悩みに合わせて成分やテクスチャーが独自に設計されています。例えば、デリケートな目の周りのためには刺激が少なく伸びの良い軽いテクスチャーの製品が選ばれます。ホウレイ線や首のたるみに対しては、肌を引き締める効果やハリを与える成分が含まれる製品が重宝されます。
化粧品や医薬部外品を市場で販売する際には、化粧品製造業許可、化粧品製造販売業許可、医薬部外品製造業許可、または医薬部外品製造販売業許可を取得したOEMメーカーに製造を委託する必要があります。
売れる美容液を開発し製造するためには、OEMメーカーとの効果的なコミュニケーションが非常に重要です。この点を念頭に置いた上で、OEMメーカーを選ぶ際の4つの重要なポイントについて解説します。
OEMメーカーを選ぶ際の最初の重要なステップは、各メーカーが得意とする分野を理解することです。化粧品のカテゴリーは広範囲に及び、スキンケア、UVケア、メイクアップ、ボディケア、ヘアケアなど多様な商品が存在します。それぞれのメーカーには、特に力を入れている技術領域や得意分野があります。
たとえば、スキンケア製品であれば、オイルフリー技術や特殊な原料の調達とその製剤化、独自のテクスチャーを実現する能力、豊富な処方ノウハウと企画力が特徴かもしれません。また、既存の処方をベースに柔軟なカスタマイズが可能な点もメーカーの強みです。オーガニック認証やヴィーガン認証を取得した商品の開発を検討している場合は、OEMメーカーの認証実績を確認することが重要です。
メーカーの得意分野が自社の商品企画と合致しているかどうかを見極めることで、開発期間を短縮することや、革新的な製品開発を目指すことができます。
新製品の製造を委託する場合、ロット数と原価率が重要なポイントとなります。新製品は販売実績がないことから、最初に小ロットで生産を始め、徐々に生産量を増やせるOEMメーカーを選ぶことは、リスクを抑える上で効果的です。
さらに、ロット数と原価率のバランスに注意を払うことが必要です。通常、小ロット生産の場合、原価率が高くなる傾向にあります。自社のビジネスモデルに適した原価率を設定し、それとロット数とのバランスを慎重に検討することが重要です。たとえば、販売価格の20%以下を原価率の目安にすることが一つの方法となります。
化粧品事業の拡大過程では、事業のフェーズやターゲット層のニーズの変化に適応することが不可欠です。そのため、処方のリニューアルや新商品の提案を通じて事業の成長をサポートするOEMメーカーとのパートナーシップが重要です。
処方リニューアルでは、市場のトレンドや顧客からのフィードバックに基づいて、既存製品の品質や機能を改善し、製品のバージョンアップを図ります。これにより、既存顧客の維持と新規顧客の獲得が可能になります。
クロスセルやアップセルでの商品開発も重要です。クロスセルでは、既存製品に関連する新商品を提案し、顧客の購入範囲を広げます。アップセルでは、より高機能や高価格帯の製品を提案して、顧客の平均購入金額を増加させます。季節やイベントに合わせた販促用期間限定品の開発も売上増加に貢献します。
さらに、海外市場への展開も事業拡大の一環です。これには、各国の規制や市場の嗜好に合わせた製品開発、パッケージング、ラベリングのサポートが必要です。海外輸出により、事業の範囲を広げ、新たな市場を開拓できます。
事業拡大のサポートを通じて、事業者が次のステップに進むための成長を共に支えるパートナーとしての関係が望ましいです。
化粧品事業においては、製造プロセスだけでなく、企画段階から販売に至るまでのOEMメーカーの多様なサポートが必要です。
企画段階では、自社で行った商品コンセプト策定やターゲット市場の分析をOEMメーカーと共有し、製品設計とすり合わせることが重要です。この段階でのOEMメーカーのサポートがあれば、販促資料の作成や販売員の教育がスムーズに進行します。
また、パッケージングに関しても、容器や化粧箱の手配、表示ラベルの作成、法的申請手続きなどの対応をOEMメーカーがサポートすることで、効率的でミスのない化粧品の法規制への対応が可能となります。
さらに、消費者からの質問やクレームに対応することも重要です。消費者のフィードバックは、製品改善や顧客満足度の向上に繋がる貴重な情報源です。そのため、長期的な化粧品事業の成功のためには、消費者の声を活用することを目指して、OEMメーカーとの協力体制を構築することが不可欠になります。
美容液の開発・製造をOEMメーカーに委託する際の一般的な商談の流れについては、関連記事で詳しく解説しています。
商談の最初のステップであるOEMメーカーとの打ち合わせでは、自社の商品コンセプトや実現したい製品設計に関する情報を伝えることが重要です。また、製品原価や販売時期の目安など、要望事項の優先順位についても協議することが大切です。優先順位が明確になれば、OEMメーカーとの協力体制をより円滑に構築することが可能になります。
美容液は、スキンケア製品の中でも最新技術の集大成として、ブランドの顔とも言える存在です。化粧品OEMを利用することで、このような高機能美容液の事業を短期間で立ち上げることが可能です。
この記事では、化粧品OEMを通じて開発・製造できる美容液の様々な効能効果、人気のある美容液の企画案、そして売れる美容液の開発ポイントについて解説しました。また、美容液の製造を委託するOEMメーカーの選び方も具体的に説明しました。
㈱OEMなら新規成分を取り入れた美容液のほか、スキンケアライン一式や、医薬部外品の開発・製造の実績もあります。また、事業を海外へ展開する場合の輸出もサポート可能です。
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