化粧品を開発する流れをわかりやすく解説!開発対象となる商品の種類も紹介

化粧品を開発する流れをわかりやすく解説!開発対象となる商品の種類も紹介

化粧品開発の流れを知りたい
OEMでの化粧品開発について理解しておきたい
一般的な化粧品開発の流れで製造できる製品の種類を知りたい

化粧品開発を依頼したことがない方からすると、どういう流れで進んでいくのかわかりにくいですよね。

本記事では化粧品開発のプロである株式会社OEM が化粧品開発の流れについて詳しく解説をしていきます。

化粧品開発の一般的な流れ

化粧品開発の一般的な流れ
まずは化粧品開発の一般的な流れについて解説をしていきます。

ここでは、OEM会社を使って化粧品開発を行う場合の一般的な流れは以下になっています。

化粧品開発の流れ
  1. 1. 打ち合わせ
  2. 2. 試作
  3. 3. 見積もり
  4. 4. 発注・製造
  5. 5. 納品

それでは、それぞれ見ていきましょう。

打ち合わせ

最初のステップは、打ち合わせです。

自社ブランドの化粧品を作りたいと考えても、具体的にどうやって実現できるのか、どれぐらいのコストがかかるのか、わからないことばかりだと思います。

また、具体的なイメージがまだ出来上がっていないが、自社の顧客網を活かした新規事業として化粧品事業の展開を考えている、という方もいます。

化粧品OEM会社であれば、数多くの化粧品開発に携わってきた経験を活かして、まだ曖昧な部分が多かったとしても、それらを最終的に具体的な形に落とし込むことができます。

まずは目的や背景、どういうイメージがあるのかをお伺いして、打ち合わせですり合わせをして、次のステップの試作を行います。

試作

次のステップは、試作です。

試作は、打ち合わせを経てOEM会社がお客様のイメージを具体化していくための重要なステップです。

試作品を作ってフィードバックをもらったら再度、そのフィードバックを活かして、次の試作品を製造します。

OEM会社によりますが、例えば当社であれば、この試作について上限回数を設けていません。お客様が納得するまで何度でも試作品を作ります。

実際には、2〜3回ぐらいで化粧品の成分構成である、処方が固まるケースが多いです。

処方が固まったら、見積もりを作成してご提示します。

見積もり

次に見積もりを用意します。

化粧品の価格は、処方の中身による影響ももちろんありますが、製造ロット数による影響も大きく受けます。

ロット数が少なすぎると、1つあたりの原価が高くなってしまい、ビジネス的に利益を出すということが難しくなってしまいます。

当社では、最小ロットではなく経済ロットと呼んでいる、在庫数を極力抑えつつも、ビジネス的に一定の利益も確保できるロット数での製造を推奨しています。

見積もりを複数パターン提示して、その中で判断をするということになります。

発注・製造

次のステップは、発注と製造です。

見積もりに従って、契約書・注文書を頂戴して、製造を開始します。

納品

最後に、納品です。

実際、最初のお打ち合わせから納品までは少なくとも半年程度はかかるのが一般的です。

それでは、次に具体的にどういった化粧品の種類を製造できるのか、ご紹介していきます。

一般的な流れで開発できる化粧品の種類

一般的な流れで開発できる化粧品の種類
次に、一般的な流れでOEM開発できる化粧品の種類を解説します。

一般的に以下の化粧品をOEM製造できます。

  • スキンケア
  • メディカルコスメ
  • ヘアケア&スカルプケア
  • ボディケア
  • メイクアップ
  • サプリメント

それぞれを簡単に紹介します。

・スキンケア
抗酸化・抗老化対応の基礎化粧品
原液を主体にした美容液
ナノ化原料、低分子原料を多用した機能性化粧品等

・メディカルコスメ
ドクター処方によるシワ・シミ対策化粧品、ハリ・たるみ対策化粧品
APPS等高機能原料による美白化粧品等

・ヘアケア&スカルプケア
アミノ酸を主体としたシャンプー・リンス等ヘアケア製品
医薬部外品を中心とした頭皮ケア製品、薬用育毛剤、シャンプー 等

・ボディケア
全身シャンプーなどのボディケア製品

・メイクアップ
ファンデーション・リップクリーム・リップ
チーク・コンシーラー・マスカラ

・サプリメント
頸粒タイプ・チュアブル錠
ゼリータイプ・カプセル・ドリンク

自社だけで化粧品開発の流れは構築できない

自社だけで化粧品開発の流れは構築できない
最後に、化粧品開発をどこで進めるべきか解説していきます。

化粧品開発をしたいと考えても、自社で設備を整えて製造するのは非常に困難です。

ほとんどの会社にとっては、OEM会社を使って化粧品を開発するほうが良い選択肢になります。

それぞれの選択肢について、詳しく解説をしていきます。

自社の設備を整える

自社で設備を整える場合について考えてみましょう。

まず、自社で設備を整えるには膨大な設備投資が必要になります。

そして、その設備投資ができたとしても、化粧品を製造したり、販売するためには、国から許可を得る必要があり、多大なる労力と時間がかかります。

また、施設を保有してしまうと、その維持・管理費用も発生します。

このような状況のため、自社の化粧品を製造して設備費用を回収するには、膨大な量の化粧品を販売しなければ採算が合いません。

多くの企業にとって、現実的な選択肢にはなり得ないでしょう。

OEM会社に依頼する

化粧品の製造で活躍するのが、OEM会社です。

化粧品製造のプロフェッショナルとして、多くの経験を積んでおり、これから自社ブランドの化粧品を作るにあたって、専門家の提案を受けることができます。

また、化粧品の製造・販売についてOEM会社で取得済みのため、自社では許可の取得が必要がありません。

まとめ

まとめ
本記事では、化粧品開発の流れについて解説をしました。

化粧品の開発はOEM会社を活用して実施するのが主流で、問い合わせから製造、納品までは半年以上かかるのは一般的です。

化粧品ブランドを立ち上げるかどうか検討を始めたタイミングから、経験が豊富なOEM会社に相談することをお勧めます。

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