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コスメ事業をどうやって立ち上げればいいんだろう
他業界からでもコスメ事業に参入できるんだろうか
コスメ事業を成功させるポイントを知りたい
オリジナルのコスメを作りたいと考える企業やSNSで多くのフォロワーを得たインフルエンサーが増えています。
しかし、コスメは販売戦略なく展開をしてしまうと価格競争に陥りがちで安くしないと売れないという状況になります。
コスメ事業を展開する上では、OEM会社とのパートナーシップとマーケティング施策をしっかり計画することが重要だと言えます。
化粧品OEM会社をコスメを作るためのパートナーとしてだけではなく、ノウハウを得ながら売れる商品を一緒に作っていくパートナーとして捉えることが、コスメ事業の成功に大きく役に立ちます。
この記事を読むことで
ということが分かります。
コスメ事業を失敗しないポイントをご紹介していますので、これからコスメ事業を行いたいという方は、ぜひ最後までご覧ください。
Contents
ここでは、コスメ事業を始める4つの方法をご紹介します。
4つの方法それぞれに、メリットとデメリットがありますので、ご自身の事業がどの方法で行うのが良いのかをイメージしながら読んでいただけると良いと思います。
まず、最初にご紹介する方法は、オリジナルのコスメを全て自分で製造する方法です。
主なメリットとデメリットは、以下になります。
自社でコスメを作る際の1番大きなデメリットは、薬機法に基づいた「化粧品製造販売業」の許可を取得しなければいけないことであり、多くの会社にとっては実現が不可能なハードルです。
また、化粧品に関する専門的な知識も必要になってきますので、化粧品の製造や開発、企画などに携わっていて専門的な知識がないとコスメを作ることは難しいと言えます。
続いては、海外から製品を輸入して販売する方法です。
主なメリットとデメリットは以下です。
海外から輸入して販売することで、日本にはない製品ということをアピールしてユーザーの関心を集めることができます。
しかし、「化粧品製造販売業」と合わせて「化粧品外国届出書」と「輸入届出書」も必要になってくるため、専門知識がある企業でもない限り、輸入の手続きを行うことが難しいと言えます。
3番目にご紹介する方法は、自社のブランド貸しをする方法です。
主なメリットとデメリットは以下です。
非常に高いブランド力を持っている場合、そのブランドで化粧品事業を展開するライセンスを提供する、ということも可能です。
他業界で絶大な人気のあるブランドになっていたり、著名人であれば、他企業がブランド借りてコスメを製造・販売するということもあります。
しかし、これには相当な知名度と自社でリスクを取って化粧品展開をしたいと考える企業が必要となりますので、現実的には難しい選択肢だと言えます。
4つめの方法としてご紹介したいのが化粧品OEM企業を利用してコスメを製造するという方法です。
主なメリットとデメリットは以下です。
先にご紹介した3つの方法と比べて、最も現実的な方法がOEMを利用してコスメ事業を行う方法です。
まず、OEM会社を利用するメリットは専門的な知識が必要ないということです。
コスメの製造はOEM会社に任せることで、製造する際に必要となる許可をとる必要がありません。
OEM会社に製造を頼むので、製造技術が身につかないというデメリットはありますが、実際、自らコスメを製造するのは大きな費用になるため、製造技術が自社に蓄積されないことは大きなデメリットにはならないでしょう。
次に、OEMを利用したコスメ事業の進め方を詳しく解説していきます。
ここでは、5ステップのステップに分けて解説をしていきます。
まず初めに行うことは、OEMのメーカー選びになります。
OEMを利用してコスメ事業を立ち上げる場合、OEMメーカー選びが成功のカギとも言えるでしょう。
メーカー選びのポイントとしてチェックしたいのが以下のようなポイントになります。
OEMメーカーは、自身の製品の出来を左右するとても重要な存在なのでメーカーのことをよく調べることが大切です。
OEMメーカーが決定したら、製品の企画を行います。
コスメと言っても多くの製品がありますので、どのような製品を販売したいかを企画していきます。
製品を企画する際に考えておきたいポイントは以下の3つになります。
あなたがどのようなコスメ製品を、作りたいのかを考える必要があるのですがその際に意識しておくべきこととして、「スイッチングコスト」と「顧客のニーズの理解」が挙げられます。
「スイッチングコスト」とは、製品を変更する際の労力のことです。
自社の製品を顧客に使ってもらう場合、元々は他社の製品を使っていたものを自社の製品に乗り換えてもらうことになります。
製品の金額差であったり、使い方、手間などが大きな負担にならないようにすることが重要です。
また、顧客の表面的に見えるニーズだけでなく、潜在的に抱えている深い悩みを解決することができる製品であることも重要になってきます。
他社の製品から自社の製品に乗り換える負担が少なく、顧客のニーズにあった製品を企画することが商品企画を考える上でのポイントとなります。
製造する製品が決まったら試作品作りに進みます。
製品開発をする際に大切なことは
ということになります。
製造に関しては、OEM会社が行ってくれますので、試作品が出来上がったら自身で使用したり、なるべく多くの方にも使用してもらい意見や感想をもらい、OEM会社に伝えましょう。
その意見や感想を元に製品をより良いものへと改良していきます。
OEM会社によって製造された自身のオリジナルコスメが納品されます。
そのオリジナルコスメを販売するにあたって、販売体制の確立を行います。
販売体制を考える上での論点は以下です。
これらのポイントを意識して、販売体制を決定していくことをおすすめします。
また、通販を行う場合は配送方法などを考えるのも重要な業務の1つと言えるでしょう。
販売体制と共に考える必要があるのが、集客方法を考えます。
誰にどのような集客方法で自身の製品の良さを伝えていけるかを考えることが重要と言えるでしょう。
すでに自社にファンがついている場合は、その資産をうまく活用すべきですし、新規で集客をする場合は、SNS・Web広告・DMなど、ターゲットにあった方法でアプローチをする必要があります。
ここからはコスメ事業を成功させるために特に重要な2つのポイントをご紹介していきます。
コスメ事業を成功するための1つめのポイントは、OEM会社選びになります。
OEM会社は自身のコスメ製品を製造してくれるので、事業を展開していく中で、とても重要な存在です。
OEM会社を選ぶ際は、下記のようなポイントに着目して選んでいきましょう。
まず、確認したいのがOEM会社としての実績です。
これまでに、どのような製品を作ってきたことがあるのか、コスメ業界とは異なる業界の新規参入者のサポート経験があるかなども重要なポイントになりますので過去の実績を確認してみましょう。
また、OEM会社によっては、製品を作る最小個数が異なってきますので、自身の事業展開に合わせて在庫管理などの面から製品の発注ロット数なども確認しましょう。
コスメ事業を成功するための2つめのポイントは、マーケティング戦略をしっかりと練ることです。
せっかく、良い製品が出来上がっても販売経路が確保できていなければ多くの方に知ってもらう、使ってもらうことは出来ません。
すでに他事業で見込み顧客を抱えている場合は、既存の信頼関係を壊さずに、どうやって新製品をアプローチするかを考える必要があります。
また、自社で見込み顧客を抱えていない場合は、ネットショップや代理店網の構築など、ターゲット顧客へのアプローチ方法を考え抜く必要があります。
最近であれば、SNSで自社の製品を紹介したり、クラウドファンディングなどで資金集めと集客を一度に行うという方法もあります。
コスメ事業の費用として販促費は大きなウェイトを締めるため、マーケティング戦略をしっかりと練ることは事業成功に不可欠な要素だと言えます。
今回は、コスメ事業の立ち上げ、進め方、成功のポイントについて解説してきました。
コスメ事業の成功の鍵は、OEM会社選び、マーケティング戦略です。
化粧品OEM企業は、化粧品製造だけではなく、化粧品のマーケティングノウハウも蓄積しているため、信頼できるパートナー企業をうまく探し、活用しましょう。
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