2020.11.27                

リップクリームをOEM製造する際に抑えるべきポイントを徹底解説

リップクリームをOEM製造する際に抑えるべきポイントを徹底解説
リップクリームのOEM製造はできるのだろうか?
起業してオリジナルのリップクリームを作りたいけど、製造について知識がない。
リップクリームのOEM製造会社を選ぶ時のポイントを知りたい!

化粧品OEMの中でも、安定的に人気が高い製品がリップクリームです。

完全オリジナルのリップクリームを作るためのOEM先を探す場合は、原料や在庫管理の知識に合わせて、化粧品業界特有の知識を事前にしっかりと抑えておくことが大切です。

本記事では、リップクリームのOEMを初めて検討している方に向けて、リップクリームの種類の違い、製造の流れ、OEM会社の選び方のポイントについて、わかりやすく解説していきます。

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OEMする前に抑えておきたいリップクリームの種類

OEMする前に抑えておきたいリップクリームの種類
OEMの前に抑えておきたいのがリップクリームの種類です。

リップクリームには、多くの種類が存在し、形状や効能・特徴によって以下に分類されます。

形状による違い
  1. 1.スティックタイプ
  2. 2.ジャータイプ(バーム)
  3. 3.チューブタイプ

 

効能・特徴による違い
  1. 1.薬用リップクリーム
  2. 2.色付きリップクリーム
  3. 3.UVカットリップクリーム
  4. 4.オーガニックリップクリーム

それぞれを一つずつ解説していきます。

形状の違い

スティックタイプ

スティック状の筒の中に、固形のクリームが入っているタイプです。容器の底をくるくると回転することで、中に入っているリップクリームが少しずつ上昇します。出す量を簡単に調整できるため、丁度良い量を塗れて便利です。

スティックを片手で持ったまま唇に直接塗ることができるため、手が汚れる心配もありません。最も定番で人気のタイプです。

ジャータイプ(バーム)

ジャータイプは、平らな容器の中にリップクリームが入っています。スティックタイプに比べると柔らかいテクスチャーのものが多いです。

一度塗る毎に指にクリームを取るため、体温の温度まで温めることができ、唇に非常に馴染みやすいという特徴があります。手は汚れますが、「成分へのこだわりがある」「時間をかけて丁寧に塗りたい」という方にとって大変人気の形状です。

チューブタイプ

チューブタイプは、スティックタイプとジャータイプの両方の良い部分を持ち合わせた形状です。

容器がチューブ状のため、手を汚さず簡単に塗ることができます。ドロッとしたテクスチャーのクリームのため、唇に非常になじみやすいです。

手軽に、だけどしっかりと塗りたい!という方に人気があります。

効能や特徴による違い

薬用リップクリーム

薬用リップクリームとは、唇が荒れてしまうのを予防する成分が入ったリップクリームです。唇をしっかりと保湿して、乾燥・荒れ・ひび割れなどを防ぎます。

特に、秋〜冬の季節は薬用リップクリームを手放せない!という方も多いのではないでしょうか。

色付きリップクリーム

ピンクやレッドなど、リップクリーム自体に色がついているものが、色付きリップクリームです。

リップケアとリップメイク、両方の役割を兼ね備えており、潤いを保ちながらも、口元を輝かせてくれます。グロスや口紅の変わりとして使用している方も、多いのではないでしょうか。

UVカットリップクリーム

UVカットリップクリームとは、紫外線カット機能を持つリップクリームです。唇の皮膚は他に比べて薄いため、紫外線からしっかりと保護をしてあげる必要があります。

紫外線のダメージを受けてしまうと、日焼けするだけでなく、くすみや乾燥を引き起こす原因に繋がりかねません。紫外線の強い春〜夏だけでなく、一年中を通して人気があります。

オーガニックリップクリーム

化学成分を使用しないリップクリームです。口に入っても安心・安全な自然の原料が使用されています。色も自然なものが多いです。

ナチュラル・天然成分にこだわりがあり、自然を大切にする方に人気があり、近年とても注目されています。

リップクリームをOEMする際の3つのメリット

リップクリームをOEMする際の3つのメリット
リップクリームをOEMするメリットは以下の3つです。

  • ナチュラルな原料での製造が可能
  • 必要最小限の初期費用で製造ができる
  • 信頼できるパートナーができる

それでは、一つずつ解説していきます。

ナチュラルな原料での製造が可能

リップクリームをOEMすれば、簡単にナチュラルな原料を使った製造ができます。最近では、自然を大切にしたオーガニック化粧品がとても人気の傾向にあり、天然原料、ナチュラルな原料が求められています。

しかしながら、オーガニックの原料は、原価が高いという特徴があります。少量で仕入れると一つあたりの単価がとても高くなってしまいます。

そこで、リップクリームの製造をOEMすることで原料価格に悩まされることなくナチュラルな商品を作ることができます。OEM製造先では、普段からオーガニックの原料を流通しているからです。

ナチュラルを原料としたリップクリームを作りたい場合、OEM委託をすることで、自社完結よりもコストを抑えた製造が可能になります。

必要最小限の初期費用で製造ができる

リップクリームのOEM製造は、必要最小限の初期費用で始められます。これから起業したい個人にも手が届く金額です。

なぜならリップクリームは小ロットでの発注が可能だからです。大量の在庫を抱える不安もありません。初期費用を抑えつつ、こだわりのあるリップクリームを作りあげることが可能です。

信頼できるパートナーができる

リップクリームはOEM会社選定がとても重要です。

美容に欠かせないアイテムのため、自社のこだわりに対する要求を細部まで満たしてくれる会社も魅力的ですが、それ以上に大切にしたいポイントがあります。

それは、安心安全なものを継続して製造できる会社であることです。

リップクリームは化粧品に該当し、化粧品業界特有の厳しい法律があります。そのためには、製造後にもしものことが起きても責任を持ってサポートしてくれる、化粧品OEMの実績が高い、多くの経験を積んでいるメーカーに依頼することをおすすめします。

安心安全である製品を継続して開発できる会社を選ぶことで、信頼のおける会社としてこれからも良い付き合いを保つことができます。

リップクリームをOEM製造する時のプロセス

リップクリームをOEM製造する時のプロセス

リップクリームをOEM製造する際の流れは以下の通りです。

OEM製造の流れ
  1. 1.ご要望の確認と提案
  2. 2.試作品の製造・評価
  3. 3.処方決定
  4. 4.見積
  5. 5.製造

それでは、一つずつ解説します。

要望をリクエスト

リップクリームをOEM製造する際に1番始めにすることが、どういう製品を作りたいのか要望をしっかりとリクエストすることです。

リップクリームを製造するといっても、成分・使用感・テクスチャ・香り等、決めなければならない項目が多くあります。

効能効果、アンチエイジング(抗老化)や抗酸化やナノテクノロジーなど、どのような効果を発揮したいかによって、成分も大きく変わってきます。リップクリームの形、容器のデザインも塗り心地に関わるため非常に重要です。

どのような商品を作りたいか、できるだけ具体的に話をしましょう。

OEM会社からは市場からのニーズ、時代の傾向を踏まえた提案を行います。

要望を満たすだけでは、市場では売れない可能性もあるからです。

OEM会社はできるだけ要望を叶えることを第一としながら、「売れる」観点を取り入れた提案をしていきます。

試作品の製造・評価

リップクリームをOEM製造で2番目に行うことが、試作品の製造・評価です。

OEM会社からの提案でお互い合意した内容を元に、原料の選定を行います。

クライアントが希望している容量、中身がきちんと吐出できるか、温度の変化によって、 中身に変化が起こらないか等、試験を行い試作品を開発します。

製造した試作品に対してクライアントが気に入らなかった場合、 再試作を行います。

納得してもらうまで試作を繰り返すことはもちろん、実際に商品を使用する顧客が安心・安全に使用できるよう保存効力試験、容器試験なども行います。

安心性評価・安定性評価を入念に行った上で、試作品が完成します。

処方決定

リップクリームをOEM製造で3番目に行うことは、処方の決定です。

繰り返し試作を経て、クライアントに評価してもらった後処方を決定します。

見積

リップクリームをOEM製造で4番目に行うことが、見積もりです。試作品の開発が終わり、処方が確定したあとは、正式に見積りを出します。

見積額決定を決定する要素には、製品ロット数、原料の容量、納品場所、そして容器、デザインなどが含まれます。ロット数が多くなれば、商品1個あたりの単価は下がる傾向です。

製造

リップクリームの製造で5番目に行うことが、製造です。製品仕様も決まり見積額も合意した後、いよいよ製造が始まります。

製造は、発注書・仕様規格書等を元にクライアントと納期決め、製造を行います。

製造後は、品質に問題がないか、試作段階以上に厳しくチェックを行います。また、薬事法等に沿った化粧品の製造、納品に必要な手続きも行います。

リップクリームのOEM会社選びで抑えておきたい3つのポイント

リップクリームのOEM会社選びで抑えておきたい3つのポイント

リップクリームのOEM製造で抑えておきたいポイントは以下の3つです。

  • 小ロット発注にこだわりすぎない
  • 予算とのバランスを意識する
  • 実績が高い会社を選ぶ

それでは、一つずつ解説します。

小ロット発注にこだわりすぎない

OEM会社選びで大切なことは、小ロットにこだわりすぎないことです。

なぜなら、小ロットで発注する場合、想定している以上に多額の費用がかかることが多いからです。ロット数が変わっても、製造する人数はほとんど変わらず、人件費が高くなります。そのため、製品1つあたりの単価が高くなります。

また、ロットを増やしたい時、発注回数も増えますし、 発注処理に必要な時間も増えるため委託元にとっても効率的ではありません。

発注ロット数が増えれば、単価も低くなりますが在庫も増えるため赤字の恐れが出てきます。赤字を極力抑えたいために、小ロットを選ぶ考えるはとても大事です。

ただし、小ロットを選んだ結果、想定外のコストがかかる恐れもあるため、費用とのバランスをしっかりと意識しましょう。

そこで、おすすめしたい発注方法は経済ロットです。

経済ロットとは、在庫維持費用と、発注費用の総費用が最小となることを言います。

製造に入る前に、在庫とコストのバランスを取れた経済ロットがどれくらいの数が把握してから、発注することをおすすめします。

予算とのバランスを意識する

予算を意識した原料やデザインを選択することも重要です。

オリジナルブランドでリップクリームを製造する場合、 オーガニック等の天然原料を始め、香り、テクスチャー、容器など、細部までこだわりたくなってしまいます。

しかしながら、理想の商品を求めすぎてしまうと、 その分費用も高額になってしまうため、仕様にこだわりすぎるのはおすすめではありません。

また、全てにこだわりの強い商品は、実際に使用する顧客にとって特徴を感じにくくなる、というデメリットもあります。

予算内におさえること、その中でいちばん優先度の高い部分(原料や香り、テクスチャーのどこか)に力を思いっきり入れ、 自社の強みを充分に目立たせることが大切です。

実績が高い会社を選ぶ

OEM製造をする際、実績の高い会社を選ぶことが何よりも大切です。

リップクリームは化粧品に該当し、製造にあたってとても注意する必要があります。

化粧品特有の法律が存在するため、リップクリームの製造知識だけではなく、化粧品そのものの製造に強い会社選びが重要です。

リップクリームに対応していると謳っている会社でも、実は化粧品のリップクリームには対応していないかもしれません。

OEM会社の比較検討を行いながら、化粧品に該当するリップクリームが製造できる、実績が高い企業を選びましょう。

まとめ

まとめ
リップクリームをOEM製造する際に、抑えておきたいポイントをご紹介しました。

リップクリームは、形状や特徴によって多くの種類に分類されます。製造は「1.要望の確認と提案」→「2.試作品の製造・評価」→「3.処方決定」→「4.見積」「5.製造」の流れで進みます。

OEM会社を選ぶときは、経済ロットを把握してから発注すること、予算とのバランスを取ること、そして化粧品のリップクリーム製造の実績が高い会社を選ぶことが大切です。

リップクリームは原料やデザインと同じようにOEM会社選びも重要なポイントです。比較検討をしっかりと行った上で製造会社を選び、オリジナルのリップクリームを作っていきましょう。

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