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健康食品をOEM製造するにあたってのポイントが知りたい
OEMで健康食品を作る費用相場が知りたい
OEMを使って健康食品を作るときに失敗しない方法を知りたい
健康食品を開発する際、OEMで製造することを考える方もいらっしゃるのではないでしょうか?
OEMで他社に製造をまかせた健康食品であっても、消費者にとっては、販売元である自社が作ったものと捉えられます。そのため、OEMメーカー選びには細心の注意が必要です。
本記事では初めて健康食品ビジネスに参入する方向けに、依頼のときに考えるべき項目やOEMメーカーの探し方・選び方について解説します。
Contents
健康食品をOEM製造するにあたっては、どのような点について考えてメーカーに依頼すべきでしょうか?主な項目を解説します。
健康食品を作る際にまず考えるべきは、作りたい商品のコンセプトです。コンセプトとは、商品のターゲット層や商品の種類・商品の目的など、商品イメージを言語化したものです。
コンセプトを明確にすることで、成長市場を選んだり、競争優位性を考えたりして販売戦略が立てやすくなります。
商品イメージから予算やこだわりまで説明できる状態であれば、OEMメーカーとのやり取りがスムーズになり、正確な費用も算出しやすいでしょう。
剤形とは、健康食品の形・形態のことです。OEMメーカーによって、製造できる剤形や得意な剤形は異なります。そのため、剤形をあらかじめ決めておくことで、メーカーに問い合わせやすくなります。
健康食品の剤形には、一例として下記のような種類があります。
検討中のOEMメーカーに作りたい剤形の製造実績があるかも、メーカー選定の重要なポイントです。
健康食品の容器・包装には、錠剤に合わせてさまざまな種類があります。健康食品の内容が決定してから、容器を選ぶこともあります。
容器・包装によって、商品1つあたりの値段も変わってくるため、重要な項目です。容器の色味や質感は、実物を見ないとわかりにくい部分もあります。そのため、サンプルを実際に見たり、「作りたい商品のコンセプトと合うか」を考えて選定することが大切です。
ロット数とは、製造する製品の、生産・出荷の最小単位を指します。メーカーによって、小ロットから対応しているところや、大ロットのみ対応しているところなどに分かれるため、OEMメーカー選びではロット数も大きなポイントとなります。
また、ロット数によって、商品コストや選べる包装が変わってくる点にも注意が必要です。
具体的には、ロット数の大小により下記のような特徴があります。
小ロット | 大ロット |
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|
メーカーによって、一度に注文可能な最小ロット数が異なるため、問い合わせの際に相談することがおすすめです。
健康食品の相場は、食品の内容やロット数によって大きく異なります。また、ロゴや商品名の印刷を容器に直接行うか、ラベルに印刷したものを貼るかによっても、価格が変わります。
たとえばハードカプセルタイプのサプリメントをアルミパウチ(チャック型)の容器に詰める場合の相場は、10万粒で119~128万円です。
下記ページでは、サプリメントをOEM製造する場合のお見積りをウェブ上で行っていただけます。その他の健康食品や仕様詳細等についてのお見積りも受け付けておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
健康食品のOEMメーカーを探すには、どのような方法があるのでしょうか?方法を5つご紹介します。
ネット検索は、グーグルやYahoo!などの検索エンジンで検索して探す方法です。検索結果から依頼先が探せるため、手軽にOEMメーカーを探せるメリットがあります。
ただし、健康食品のOEMメーカーは数が多く、検索上位にあるメーカーが自社にとって良い企業であるとは限りません。
自社のニーズに合致し、良い取引ができる企業かどうかという点にも注意してメーカーを選ぶことが大切です。
ネット検索をすると、「OEMランキング」「企業一覧」といったサイトが目にとまることがあります。
ランキング・一覧サイトのメリットは、OEMメーカーの特長や所在地が一目でわかり、素早く情報を把握できることです。
ただし、サイトによっては掲載企業が偏っていたり、ランク付けの基準が曖昧で中立的ではないものもあります。
ランクはある程度意図的に操作されていることを踏まえつつ、自社にとって良いOEMメーカーを探すことが大切です。
商工会議所とは、商工会議所法に基づき、商工業の総合的な改善発達などを図る会員制の非営利組織です。
商工会議所の中には、ビジネスパートナーのマッチングサイトを運営していたり、地元のOEMメーカーを紹介してくれるところもあります。
商工会議所を利用することで、ネット検索で知ることができなかったOEMメーカーに出会える可能性があります。
ただし、取引先が主に地元となるため、自社のニーズとメーカーの得意分野が合わないこともあります。
すでに商工会議所に入会しているなら、一度相談してみるのも方法の1つでしょう。
健康食品OEMメーカーが多く出展するイベントに足を運び、委託先を探す方法もあります。
同じ会場に多くのメーカーが集まるため、それぞれの特長や担当者などを一度に把握できるのがメリットです。
OEM展示会の他、マッチングイベントや美容食品専門イベントなど、さまざまな種類があります。
出展するメーカー側からすると多くの企業とやり取りすることになるため、個別対応が遅れがちになるという点も留意しておくとよいでしょう。
健康食品にかかわらずパッケージしてある加工食品は、食品表示法により、製造所や加工所の所在地・氏名の表示が義務づけられています。
作りたいイメージに近い健康食品の製造元を調べて問い合わせれば、実際に商品を作る際の参考になる情報が得られるはずです。
ただしメーカーによっては、自社生産のみでOEM製造を請け負っていなかったり、小ロットで作ることが難しかったりするものもあります。
小ロットでの製造を希望している場合、小規模~中規模メーカーに問い合わせをすると、効率よくメーカーが探せるでしょう。
健康食品のOEMを依頼するメーカーは、「大手メーカーであればよい」という単純なものではありません。実際のメーカー選びでは、どのようなことに留意すべきかをここでは解説します。
前述したように、OEM製造を小ロットから行うことには、テストマーケティングができるなど複数のメリットがあります。
とくに健康食品ビジネスに初めて参入する企業にとっては、不良在庫を抱えたり、費用をかけすぎたりするリスクが抑えられるため、おすすめです。
ロット数については、「大小」という軸の他に、「経済ロット」という考え方があります。経済ロットとは、発注費用と在庫維持費用のバランスを考え、費用総額が最小となるよう考える数量のことです。
検討中のOEMメーカーが小ロットから対応できるかに加え、自社にとっての経済ロット数に対応できるかも確認しましょう。
厳しい品質管理基準があり、安全品質が高い工場で製造すると、食品安全に関するリスクが減らせます。また販売の際に、顧客から信頼も得やすくなります。
OEMメーカーの中には、ISO規格のように品質管理の基準となる規格を取得していたり、GMP基準に則った品質管理体制が整っているところもあります。
検討しているメーカーの工場を見学したり、品質体制を問い合わせたりしてみると、安全性に対する姿勢がつかめるでしょう。
自分が作りたい健康食品の開発実績があるメーカーは、製造に対して的確な規格・提案をしてくれる可能性があります。また、商品コンセプトに合った原料や容器・包装の提携先をもつことも期待できます。
単に「大手メーカーである」「費用が安い」という理由だけでメーカーを選ばず、しっかりと製造実績を見ることが大切です。
健康食品は、消費者の口に入るものであるだけに、安全性・信頼性が第一です。また、OEMで健康食品を作る費用相場は、商品コンセプトや剤形・容器によって大きく異なります。
OEMメーカーを選ぶ際には、単にコストが安いという理由だけでなく、製造工場の品質や製造実績にも注意するとよいでしょう。
弊社では、マーケティングから販売まで、ワンストップで商品開発をお手伝いしております。「製造にかかる正確な金額が知りたい」「企画段階から提案をしてほしい」方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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