
- HOME
- 化粧品OEMラボ
メンズコスメを販売したいけど、何から始めればいいの?
OEMで男性向け化粧品を作る場合、女性向けと何が違う?
メンズコスメOEMの製造フローを詳しく知りたい!
こうした疑問をお持ちの方に向けて、本記事では、化粧品OEMの専門企業「株式会社OEM」が、メンズコスメOEMの基本から商品化までの流れをわかりやすく解説します。
男性向け化粧品市場は年々拡大し、ニーズの多様化が進んでいます。
しかし実際には、「OEMでどうやって商品化すればよいか分からない」「女性向けとは何が違うのか明確でない」といった声も少なくありません。
本記事を読めば、メンズコスメをOEMで製造・販売するための具体的なステップ、商品企画時の注意点、市場に求められるアイテムの種類までを網羅的に理解できます。
これからメンズコスメブランドを立ち上げたい方、製造パートナーを探している方は必見の内容です。
Contents
メンズコスメOEMとは、男性向けの化粧品をOEM(受託製造)によって外部の専門メーカーに委託し、製品化する方法です。
近年では「男性も肌を整えるのが当たり前」となりつつあり、メンズ美容市場は年々成長を続けています。特にスキンケアやヘアケア製品を中心に、20代〜40代の男性をターゲットにしたD2CブランドやEC専売型ブランドの立ち上げが増えています。
OEM製造を活用すれば、自社で製造設備や研究開発チームを持たずに、専門知識・ノウハウを持った工場とともにオリジナルのメンズコスメを企画・開発できます。
OEM開発を成功させるには、まず「男性」と「女性」の肌質・体質の違いを理解することが非常に重要です。
このような違いを踏まえ、メンズコスメOEMでは、以下のような処方設計が効果的です。
また、男性はスキンケアへの関心が高まりつつあるものの、「簡単に使える」「手間がかからない」ことも重要な要素。
ワンステップで使えるオールインワンジェルや、機能性を兼ねた化粧水・シャンプーなどの設計が特に好まれます。
OEMを活用すれば、こうした需要に応える成分配合や剤形の選定、マーケティング視点からの製品提案までトータルで対応できます。
メンズコスメのOEMでは、スキンケア・ヘアケア・ボディケアといった基本カテゴリから、機能性を重視したアイテム、時短ニーズに応えるオールインワンタイプまで、多様な製品ラインナップの開発が可能です。
ここでは、OEMで特に人気のある男性向け化粧品の種類とその特徴をご紹介します。
男性の肌は皮脂分泌が多く、毛穴やテカリ、ニキビに悩むケースが多いため、皮脂コントロールと保湿を両立させた処方が重要です。
代表的なOEMスキンケア商品:
よく使用される成分:
おすすめターゲット: 20代〜30代の男性/オフィスワーカー/清潔感を重視する層
加齢や生活習慣の影響で、男性は20代後半から抜け毛や頭皮トラブルが増える傾向があります。
OEMでは、頭皮環境の改善・育毛サポートを目的とした製品の需要が非常に高いです。
代表的なOEMヘアケア商品:
配合が多い成分例:
男性は汗や皮脂の分泌が多いため、清潔感・消臭・角質ケアを意識したボディケア製品が多く求められます。
代表的なOEMボディケア商品:
ニーズ別の提案例:
メンズコスメをOEMで製造する場合、企画から納品までには明確なプロセスがあります。OEMメーカーと二人三脚で進めることにより、理想の商品像を形にしていくことができます。
ここでは、初心者でも安心して進められる「メンズコスメOEMの一般的な製造ステップ」をご紹介します。
最初のステップは、OEM会社とのヒアリングです。
作りたい商品の「目的・使用シーン・ターゲット層・こだわり」などを具体的に伝えましょう。
確認・検討すべき主な項目:
OEM会社は、こうした要望に加えて、
といった視点から、より“売れる製品”になるような企画提案やアドバイスを行ってくれます。
企画内容に基づき、OEMメーカーが試作品(サンプル)を開発します。
この段階では、
などを入念にテスト。必要に応じて、複数回の再試作が行われます。
ユーザー目線で気になる細かな部分(ベタつき、香りの持続性など)も、この段階でしっかり確認することが重要です。
試作品を使用し、効果・感触・香り・デザインなどすべての面で満足できたら、「処方(=製品の中身の設計)」が最終決定されます。
ここで決まる処方が、その後の製造・販売の基準になります。
薬機法における化粧品申請書類や表示内容なども、この段階で準備が始まります。
処方と仕様が決定すると、OEMメーカーから正式な見積りが提出されます。
見積価格は以下の条件によって変動します:
初回ロットでは「小ロット対応」や「試験販売用の少数製造」など柔軟に対応できるOEMメーカーもあります。
見積り内容・納期・製品仕様に合意後、いよいよ製造開始です。
製造工程では、次のような品質管理が徹底されます:
製造が完了したら、薬機法に基づくラベルや成分表記が適正かを再チェックし、製品が納品されます。海外輸出を視野に入れたINCI成分表示や英文表記対応も可能です。
OEM製造は「メーカー選び」「コンセプトの明確化」「テスト段階でのこだわり」が成功のポイント。特にメンズコスメOEMでは、使用感・香り・見た目・手軽さといった体験価値が重要になるため、開発初期からの丁寧な設計が不可欠です。
メンズコスメOEMを成功させるには、**ターゲット特性の理解と市場ニーズに合った製品開発**がカギです。
株式会社OEMでは、豊富な実績と専門知識を活かし、初めての方でも安心して相談できる体制を整えています。
「自社ブランドでメンズ化粧品を作りたい」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。
失敗しない化粧品充填受託の選び方とは?活用のポイントと成功事例を徹底解説
2025.5.29差別化できるBBクリームをOEMで!成功する商品開発のポイントとは?
2025.4.29デオドラントOEM開発のはじめ方!コンセプト設計から依頼先の選び方まで
2025.3.26お問い合わせはこちらまで