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化粧品を作って起業したい
起業するためにオリジナルコスメについて研究している
化粧品で起業する流れやリスクを知りたい
オリジナルコスメを作ることで起業し、利益を得ようという方が増えてきています。しかし、全くの未経験で化粧品業界へ参入するとなると不安な点もありますよね。
この記事では、そもそも化粧品業界がどのようなものなのか、起業で失敗しないためにはどうしたらいいのか詳しく解説いたします。
化粧品での起業を考えている方は、ぜひ参考にしてくださいね。
Contents
化粧品市場は2015年以降、前年度比3%を超える拡大が続いており緩やかな成長が続いています。2018年は2兆7,858億円が見込まれており2019年、2020年もこの拡大は続いていく予測となっております。
この背景には訪日外国人観光客数ならびに消費額の拡大があり、低価格帯~高価格帯まで幅広くインバウンド需要の獲得に成功していることが要因と言えるでしょう。
その中でも特にオールインワンゲル、BBクリームといった時短ケア化粧品市場は時短思考や節約ブームから起こる利用者のニーズにマッチし、売り上げが増加傾向にあります。
新たにブランドを立ち上げ成果を出すには、トレンドを抑えつつ独自性のある商品を打ち出していく必要があります。
近年では「ティントリップ」「クッションファンデーション」といった時短ケア用品や、いわゆる「SNS映え」を狙ったメイクアップアイテムが話題となり爆発的なヒットとなりました。
市場には数多くの化粧品会社があり、新規参入者も多い業界です。
しかしながら、行き当たりばったりでオリジナル商品を作り成果が出ず、不良在庫を抱えたまま消えていくというパターンが多いのが現状でもあります。
一方で、成功すれば短期間で事業成長させることも可能です。では、実際に化粧品業界で起業するにあたってどのようなことに気を付ければ良いのでしょうか?
具体的に、以下の4つのポイントに絞ってご説明いたします。
それでは、それぞれを詳しく解説してきます。
化粧品OEM会社にはただ化粧品を製造するだけでなく、「化粧品を企画し、販売するまでの流れ」をサポートするという役割もあります。
化粧品OEM会社は数多くの会社とのやりとりから、業界においてのノウハウがしっかりと蓄積されています。
「OEM会社には発注するだけ」ではなく、「ノウハウを学ぶ・盗む」という意気込みで臨むほうが、新規参入の会社が成果を出しやすいと言えます。
化粧品は、顔や体に使用し人体に影響を及ぼす可能性があるため、安全性には十分な留意が求められます。
そのため化粧品の販売を行うにあたり「化粧品製造許可」「化粧品製造販売業許可」といった許可が必要であると薬機法で定められています。
安全性や効能、安定性から見た目や匂い、テクスチャーにいたるまで、処方にはあらゆる角度からのアプローチの末試作が重ねられ、開発が行われます。
新規参入の場合、処方に関しての知識はない場合がほとんどですが、OEM会社を通じて学んでいくことができます。
企画するにあたって競合する会社や商品がないか、自社の強みや市場の大きさ、需要などについて細かくリサーチを行います。
企画が定まったら、「なぜ自社がこのタイミングで行うのか」を再考しましょう。
化粧品事業はトレンドも非常に重要な要素です。鮮度を失った商品は見向きもされず消えていく運命にあるため、慎重に検討を重ねましょう。
また、「この商品はどの層にどのくらいの需要があるのか?」というマーケティングがこの業界では非常に重要になってきます。
ただ作れば売れるということは一切ないので、綿密なマーケティング戦略までを含めて企画をしましょう。
何百、何千万とお金をかけて始めた化粧品ビジネスが失敗となると目も当てられません。商品が売れず、不良在庫だけが残るのは非常に辛いものです。
まずは少ない予算で小規模な商品ロットからトライしましょう。
新規参入において「トライ&エラー」は非常に大切なことです。リカバリーできるくらいの失敗をしながら少しずつノウハウを学んでいきます。
まずは試験的にマーケティングを行い、将来的にやろうとしている「本命」の規格へ準備をしていきましょう。
化粧品業界では多くの企業が参入しては、失敗して去っていく入れ替わりの顕著な業界でもあります。
なぜ多くの企業がそのような残念な結果に終わるのでしょうか?
特に多く見られる3つのケースについてご紹介いたします。
それでは、詳細を見てきましょう。
「こんな化粧品があったらいいな、作ってみたいな」というただ「化粧品を作る」という漠然とした目的で事業をスタートすると、多くの場合失敗に終わります。
どんな業界にも言えることですが、売れて初めてビジネスだと言えます。
トレンドや顧客の層(年齢や肌の悩みなど)、市場の大きさや競合商品がないか、自社製品の一番のセールスポイントをどこに置くかなど徹底的なマーケティングが必要不可欠です。
特にターゲットのペルソナがあやふやなままだとどの層にも響かず、売れないといった結果に終わりがちです。
また、PR方法といった「どうしたら売れるのか、買ってもらえるのか」を考えていないとただ行き当たりばったりに化粧品を作って終わりになってしまい、在庫を抱えて撤退することになりかねません。
次に、クライアントが製品化を焦ってしまい、結果として他社と似たような製品になってしまう、ということが挙げられます。
OEM会社としては、開発期間が長くかかってもお客様の納得いく良い製品を作り、成功することこそ大事だと考えます。
しかし、お客様側が製品化をまでのスケジュール感を焦って、製品化を急ぎ、他社と似たような製品になってしまうということが起きる場合があります。
OEM会社に相談し、開発から製品化までのスケジュール感も含め、サポートしてもらうと良いでしょう。
差別化のポイントを明確に打ち出せないまま製品化しまうと、「ラベルが違うだけ」ですでに世の中にあるような製品に似たものになりがちです。
良いものが生み出せるようにするためにはスケジュールに縛られ過ぎず、製品開発を丁寧に進めることが大切です。
化粧品ビジネスは企画開発、製造、在庫管理、マーケティングといった複合的な要素が求められます。
事業をスタートさせれば想定外のトラブルが起きることは当たり前です。
よくある失敗するパターンとして、担当者が会社の仕事だからといって「やらされている感」のある状態で望んでしまうことです。
経営者視点を持っておらずただ目の前の仕事をこなした結果、トラブルが起きるたびにモチベーションが低下していってしまいます。
化粧品の起業には、新しいビジネスをゼロから作っていくぞ!という強い気概で粘り強く、問題解決に取り組み改善していける人が向いていると言えます。
化粧品で起業をして大きく成功を収められる人もいれば、思うように販売が進まず不要な在庫をたくさん抱えてしまう人も数多くいます。
化粧品OEMの会社としては、クライアントの成功が自社の継続的な商品提供に繋がっていくため、ぜひ成功して欲しいという考えのもと、できる限りのサポートをしていきます。
今、どんな化粧品が売れているのか、逆にトレンドが終わったのかなど化粧品のことはOEM会社に聞くのが早く正確です。
化粧品OEMの専門企業として、長年の実績があるぜひ当社にもお気軽にお問い合わせください。
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