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洗顔料をOEMしたいけど、どういう種類の洗顔料を作れるか知りたい
洗顔料をOEMする時の流れを知りたい
洗顔料をOEMする時のポイントを知りたい
洗顔料は、顔から余分な皮脂や古い角質を落とすことで、お肌の土台を作ってくれます。
一口に洗顔料といっても、固形石鹸や洗顔フォームなど、様々な種類があります。また、パーム油や椿油など原料の種類も豊富で、原料によって特徴が変わってきます。
この記事では、化粧品開発のプロである株式会社OEMが、OEMできる洗顔料の種類と特徴から、洗顔料をOEMする時のポイントまで詳しく説明していきます。
Contents
ここでは、OEMできる洗顔料の種類を4つ紹介し、それぞれの特徴について解説します。
それぞれ見ていきましょう。
固形石鹸は文字通りかたまり状の石鹸で、油脂を原料にして作ります。
油脂と水酸化ナトリウムが反応すると、脂肪酸ナトリウムができます。脂肪酸ナトリウムは、界面活性剤となって汚れを落とす働きがあります。
この脂肪酸ナトリウムを固めたものが固形石鹸です。液体石鹸よりも界面活性剤の成分が凝縮されているため、強い洗浄力を発揮します。
また、液体石鹸などと比較すると、包装が少ない上に少ない量で洗顔できるため、コストパフォーマンスの良さも魅力です。
液体石鹸も、固形石鹸と同じく油脂を原料にして作ります。
大きな違いは、油脂と反応させる物質が水酸化ナトリウムではなく水酸化カリウムであることです。
油脂と水酸化カリウムが反応すると、脂肪酸カリウムができます。
脂肪酸カリウムにも、界面活性剤となって汚れを落とす働きがあります。この脂肪酸カリウムから液体石鹸を作るのです。
液体石鹸の成分は、半分以上が水分です。そのため、泡だてて洗顔したい時には、固形石鹸よりも液体石鹸を使った方が容易です。
洗顔フォームは、一般的にチューブ状の容器に入っていて、必要なだけチューブから押し出して洗顔するものです。
必要なだけチューブから押し出して洗顔するので、使用後の管理が楽です。
また、多くの洗顔フォームには、使用後の肌を保湿する成分が配合されています。
洗顔すると、落としたい汚れだけでなく、必要な顔の皮脂まで根こそぎ洗い落としてしまいます。
すると、肌に必要な油分や水分が一時的に不足する状態になり、肌の柔軟性が失われます。保湿成分は、そうなることを防いでくれるのです。
洗顔パックといえばマスク状のパックを連想する人が多いと思いますが、マスク状ではなく泡を作って顔をつけるタイプの洗顔パックもあります。
洗顔パックは、顔の皮膚にまんべんなく美容成分を与えられることが特徴です。
また、マスク状のパックであれば数分間顔に貼るだけ。テレビをみながら、もしくはお風呂に入りながら使えるので、時間を有効活用できます。
洗顔パックの種類は豊富で、それぞれの洗顔パックにより特徴が異なります。あなたのお肌の特徴やお悩みに合わせて洗顔パックを選びましょう。
一口に洗顔料と言っても、ヤシ油、オリーブ油、牛脂など、様々なものを原料として作ったものが存在します。
また、原料の違いで特徴が変ってきます。
ここでは、数ある洗顔料の原料から3つを紹介し、それぞれの特徴について簡単に解説します。
それぞれチェックしていきましょう。
石鹸を作る際に使われる油脂で、代表的なものの一つがパーム油です。
パーム油にはラウリン酸が多く含まれています。ラウリン酸が多く含まれると、気泡力や洗浄力が強い石鹸を作れます。また、水に溶けやすいことも特徴です。
日本でも生産が盛んな椿油も、石鹸を作る際によく使われます。
椿油にはオレイン酸が豊富に含まれています。
オレイン酸が多く含まれる油脂で石鹸を作ると、汚れをしっかり落としつつ、皮脂は適度に残す石鹸となります。そのため、保湿性に優れて肌に優しい洗顔料になります。
古来から米は日本人の主食として親しまれてきました。米ぬかは、玄米を精白する際に出る副産物のことです。米ぬかにも油脂が含まれ、それが石鹸の原料となります。
また、米ぬかには美肌効果のあるビタミンBやシミに効果のあるビタミンCが豊富に含まれています。そのため、米ぬか石鹸はスキンケアにぴったりです。
最後に、洗顔料をOEMする際のポイントについて紹介します。
原料となっている水や会社の製造実績など、ポイントは多岐に渡りますが、この記事では4つのチェックポイントを解説します。
それぞれ見ていきましょう。
洗顔により肌が乾燥しないように、コラーゲンやヒアルロン酸などの保湿成分を配合することを検討しましょう。
特に、石鹸を用いて洗顔すると肌が乾燥しがちです。これは、石鹸には界面活性剤が含まれるからです。
界面活性剤には、洗浄力や泡立ちをよくする働きがありますが、必要な肌のうるおいや皮脂まで落としてしまうので、乾燥肌や敏感肌の原因にもなります。
そこで、乾燥肌を防ぐために保湿成分を含む商品を作ることをおすすめします。保湿成分が配合されていれば、肌にうるおいを与えながら洗顔できます。
添加物には、香料や着色料、防腐剤などが該当します。洗顔料の品質維持や使用感アップに役立つものですが、肌や人体に悪影響を与えるものもあります。
特に敏感肌の方は、合成香料やアルコールなどの添加物が配合されている洗顔料を用いることで、炎症を起こす恐れがあります。
そのため、肌の健康を強く重視したいのであれば、多少コストがかかっても無添加の洗顔料を作ることをおすすめします。
品質維持に役立つ天然成分もありますので。無添加でも高品質な洗顔料を作ることは可能です。
製造コストと製造数についても考えないといけません。いきなり大量の在庫を抱えないよう、最低何個から製造が可能なのかはチェックしておきたいポイントです。
OEM会社や製造してほしい商品の種類により、最低何個から製造してもらえるのかは変わってきます。
ただ、一般には小ロットで製造するほど一個あたりのコストは増大するものなので、そこには注意が必要です。
また、オリジナル商品は、クライアントの要望に合わせて1から作っていきます。
そのため、正確な製造コストはサンプルを作ってパッケージデザインをしてからでないと出せないことにも留意しましょう。
ここでは、洗顔料をOEMする流れについて簡単に解説していきます。
まずは打合せでご希望内容やコンセプトなどをヒヤリングし、どのような商品を作りたいかお聞きします。
その上で、今の市場ではどのような商品が売れているか、技術的にその商品を作れるかを踏まえて、最終的にどのような商品にしていくか決定します。
打合せ内容を元に、商品の原料を選定します。使いやすさや安全性などにも配慮しながら、試作品の検討・開発を行います。
試作品の使用感を確認していただき、納得いただけない場合は再度試作を行って、お客様の満足がいく商品を作り上げていきます。
洗顔料をOEMする際には、商品ボトルや化粧箱のデザインも決定する必要があります。
ラベルには、成分表、効果・効能、使用方法、注意書き、連絡先情報など、法律上記載が必要な項目があります。どのような記載が必要かは、OEM製造元にご相談ください。
見積をお示しして、正式に注文をいただいたら、原材料・資材を調達します。そして、薬事法や景品表示法に沿って必要な手続きを踏みながら製造していきます。
生産の流れは、「秤量・調合」→「充填」→「包装」→「検査」→「出荷」となります。
製造後、品質に問題がないか等、厳しく試験・検査を実施します。検査に通ったものを最終製品として、指定場所に納品します。
最初のお打ち合わせから納品までは少なくとも半年〜1年程度はかかるのが一般的です。
この記事ではOEMできる洗顔料の種類と特徴、洗顔料の主な原料、洗顔料をOEMする流れ、洗顔料のOEMする際のポイントについて解説してきました。
一口に洗顔料と言っても、種類や原料は様々。原料やパッケージのデザインなど、OEMする際に決めないといけないことはたくさんあります。
洗顔料のOEMを検討されている方は、一度OEM会社に相談されることをおすすめします。
この記事が、洗顔料のOEMを検討されている方の参考になれば幸いです。
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