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歯磨き粉はどんな種類があるの?
OEMで歯磨き粉を作る流れはどうなっているんだろう
歯磨き粉の製造をOEM会社に依頼するにはどうしたいいかな
歯磨き粉を作りたいと思ってもOEMでどんな歯磨き粉が作れるのか種類や配合成分などわからないことが多くあるかと思います。
この記事では、OEMできる歯磨き粉の種類からOEM会社に依頼する際のポイントをお伝えしていきます。
Contents
OEM会社に依頼する際に1番重要になるのが、どのような歯磨き粉が作りたいか、ターゲット層はどこかなどのコンセプトを明確にすることです。
OEM会社に詳細を伝えることにより、希望に沿った提案やコストの算出が可能になります。
どんな分類の歯磨き粉が販売されているのかいくつかご紹介します。
自宅で手軽に歯のケアができるホワイトニング歯磨き粉は人気があり数多くの製品が販売されています。
ホワイトニング歯磨き粉の特徴は以下の2つが挙げられます。
ホワイトニングの有効成分を配合
分割ポリリン酸ナトリウム | ヒドロキシアパタイト |
|
|
発泡剤不使用
発泡剤が含まれた歯磨き粉の場合、口の中が泡でいっぱいになり汚れが除去しきれていない状態にもかかわらずしっかり磨けた気分になってしまうことがあります。
ホワイトニングの有効成分が配合されていても、しっかりとブラッシングできていなければ意味がなくなってしまいます。そのため、発泡剤の含まれていないジェルタイプの歯磨き剤も多く販売されています。
子ども向け歯磨き粉の特徴は3つ挙げられます。
年齢に合わせて形状が選択できる
0~1歳:
シートタイプ |
ウェットシートのようになっているので、指に巻き付けて歯の表面の汚れを拭き取ることができます。 |
1~3歳:
ジェルタイプ |
透明で泡立たないため磨き残しが見つけやすく、まだうがいがうまくできない子どもでも簡単に洗い流すことができます。 |
3歳以上:
ペーストタイプ |
うがいがうまくできるようになると発泡剤の入ったペーストタイプの歯磨き粉が使えます。他のタイプに比べると価格が安価で、種類も豊富です。 |
虫歯予防
虫歯予防成分のフッ素やキシリトールが配合されてものが多いです。
フレーバーが豊富
イチゴやブドウ、バナナなど子どもが喜ぶフレーバーのついた歯磨き粉が販売されています。
歯周病歯の周りにある歯肉などの組織の炎症が原因のひとつです。そのため、研磨剤の入っていないものや、低研磨性のものが多いです。
また、歯周病予防に効果のある成分として、トラネキサム酸、酢酸トコフェロール、β-グリチルレチン酸が挙げられます。
OEMで製造できる歯磨き粉の種類を形状と容器に分けて説明していきます。
歯磨き粉の基本成分は、研磨剤、湿潤剤、発泡剤、粘結剤、香味剤、保存料などから構成されており、形状によって基本成分の種類と配合量が異なります。
粉
粉タイプの歯磨き粉は研磨剤が90%以上配合されています。
主にホワイトニングの目的で使用されます。
潤製
研磨剤70%以上で、用途としてタバコのヤニ取りなど特殊なものが多いです。
練
ペースト状の歯磨き粉で、研磨剤が60%以下です。
一般的に歯磨き粉というとペースト状の歯磨き粉を思い浮かべるのではないでしょうか。価格も安価なものが多く、販売されている商品の種類も豊富です。
液状
ジェル状の歯磨き剤で、発泡剤が含まれていないため磨き残しが確認しやすいこと、
有効成分が口のすみずみにまで届きやすく歯表面に密着することなどのメリットがあります。
液体
液体タイプの歯磨き剤は洗口液と混同されていますが、それぞれ使用方法が異なります。
液体歯磨き剤はペーストの歯磨き剤と同様に、歯ブラシを使ってブラッシングします。研磨剤を含まないので、歯を傷つけにくいです。
洗口液は、すすぐだけで歯垢・口臭などの口内トラブルの原因となる食べかすや汚れを洗い流してくれます。
磨き残し対策として、日常の歯磨き後の仕上げとして使用します。
ペースト状、ジェル状の歯磨き粉の場合、樹脂チューブ、アルミチューブ、アルミラミネートチューブから選択します。キャップはスクリューキャップ、ワンタッチキャップがあります。
液体タイプの歯磨き剤や洗口液の場合、ボトル容器にキャップかポンプの仕様が多いです。それ以外にも1回分のアルミパウチ分包タイプの商品もあります。
歯磨き粉製造をOEM会社に依頼する際の流れを説明します。
それぞれ簡単に解説をしていきます。
ご要望のヒアリングを行い、どのような歯磨き粉が作りたいのか、そのような容器・デザインをお考えなのか、配合したい原料はあるのか、数量やご予算はどの程度で検討しているのかなど詳細を確認します。
お客様の要望に沿った内容成分での試作品をご提出します。
使用感など確認していただき改良点があれば、再試作となります。
処方や仕様の決定後、御見積書をご提出します。
ご発注後に薬事申請を行い、製造に進みます。
バルクの製造や容器への充填を行い、検査を経て指定の納品先へ納品します。
ここまで、用途別の歯磨き粉の種類や、形状の違い、容器について説明してきました。
ここからは実際にOEM会社に依頼するにあたり、確認しておくべきことをお伝えしていきます。
初めてOEM会社に依頼する時に気になるのはどれくらいの数量から製造が可能かということではないでしょうか。
数量1,000個ほどの小ロットでの対応も可能ですが、経済ロットは3,000個以上です。
3,000個を超えると容器や化粧箱など資材の選択の幅がが広がります。
歯磨き粉は用途・目的別に期待する効能効果が異なるため、配合する原料の選択が必要になります。
期待する効果(虫歯予防など)の有効成分の配合が可能かどうか事前に確認しておくと良いです。
この記事では歯磨き粉の目的・コンセプト別の歯磨き粉の種類から形状・容器について説明してきました。
歯磨き粉は目的別で購入するため、コンセプトの決定が重要となります。
また、配合成分や仕様感、フレーバーなどどこを訴求ポイントとして商品開発をしていくのかOEM会社に相談して、進めていくと良いでしょう。
株式会社OEMではどの種類の歯磨き粉も製造でき、歯磨き粉の中身からチューブ容器や化粧箱などの資材の手配まで一括して対応が可能です。お気軽にお問い合わせください。
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