EAA商品をOEM製造する流れとポイントとは?メリットや選べる形態の種類についても紹介

そもそもEAAとOEMの意味は?
EAA商品をOEMで製造する流れはどうなのだろう?
EAA商品をOEM製造したいが依頼先はどう選べばよいのか

EAAは必須アミノ酸とも呼ばれ、アスリートだけでなく一般人の健康増進にも役立ちます。EAAを含む健康食品やサプリメントも多数存在しますが、新たにEAA商品を販売したいと考える方は、OEMによる製造がおすすめです。ただ、OEMでEAA商品を製造する流れや依頼先の選定ポイントを理解していないと、成功は期待できません。

本記事では、EAA商品をOEM製造するメリットや流れなどについて、サプリメント・健康食品OEMの専門家である株式会社OEMが解説をします。

EAAとOEMの意味

EAAとOEMの意味

ここでは、EAAとOEMをそれぞれ解説します。

EAA

EAA(Essential Amino Acid:必須アミノ酸)は、下記に示す9種類のアミノ酸です。

  • ロイシン
  • イソロイシン
  • バリン
  • L-リジン塩酸塩
  • フェニルアラニン
  • メチオニン
  • スレオニン(トレオニン)
  • ヒスチジン
  • トリプトファン

タンパク質は20種類のアミノ酸がつながってできていますが、そのうちこれら9種類のアミノ酸は体内で生成できないため、食事から摂取する必要があります。筋肉やホルモン伝達物質など、人の体を作るためには欠かせない成分です。よって、筋肉を増強したいアスリートだけでなく、健康を維持したい高齢者などにとっても積極的に摂取したい成分と言えます。

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OEM

OEM(Original Equipment Manufacturer:相手先ブランド製造)は、メーカーが自社以外のブランド製品を製造することです。サプリメントや化粧品、健康食品など幅広い商品でOEMによる製造が採用されている事例が存在します。基本的に商品の企画・設計は委託者が、製造の実務はOEM先が行うことが多いのですが、どこまでをOEM先が行うかはケースバイケースです。

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EAA商品をOEMで製造するメリット

EAA商品をOEMで製造するメリット

ここでは、EAA商品をOEMで製造するメリットを、4つ解説します。

それでは1つずつ解説します。

設備投資が不要

サプリメントなどの商品を製造するには、製造ラインや製造許可などが必要なので初期投資が欠かせません。これらを自社で一からそろえることはコストや労力がかかりますが、OEMであればすでに用意されている設備やスタッフを使える分コストや時間の短縮になります。また、その分顧客ニーズの把握など製造の実務以外に注力できる点もメリットです。

在庫リスクの軽減

企画段階で優れていると考えていたものの、実際にはあまり市場で受け入れられないケースもあるでしょう。よって、新商品を開発する際にはまず少量の商品をリリースし、売れ方を確認した上で商品設計や販売戦略などを改善していくことがセオリーです。ただ、これらの工程を自社だけで行うと、失敗した場合在庫管理含めすべて自社で責を負うことになります。その点、OEMであれば成功確率の高い施策を立案してくれるなど、在庫リスクを軽減できるのです。

OEM先よりトレンド情報の取得

多くのOEMメーカーは、独自の情報ネットワークや広告代理店などから、サプリメントや健康食品に関するトレンド情報をキャッチしています。よって、トレンドに基づくヒット商品の開発を行う場合には、OEM先のトレンド情報を取り入れてもよいでしょう。

法的リスクの回避

サプリメントの生産時には、法律で使用が禁止されている成分や表示が義務付けられている成分があります。また、パッケージの記載内容についても、誇張表現と判断されると法律違反となりかねません。場合によっては、リコール対応などを余儀なくされることもあるでしょう。それらのリスクは、サプリメントの製造・販売経験がないとなかなか察知できないものですが、経験や知識が豊富なOEM先を選べば法的リスクの回避に役立ちます。

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EAA商品の形態は?OEMでも製造可能

EAA商品の形態は?OEMでも製造可能

ここでは、EAA商品の形態を、2つ解説します。

それでは1つずつ解説します。

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パウダー状

パウダー状の商品は、水などに溶かして飲むことが前提ですが、筋トレ直後に水分補給も兼ねて摂取する際にはおすすめです。また、低価格の商品も多いこともメリットですが、持ち運んで必要量を摂取したい場合には手間がかかることに注意しなければなりません。

タブレット状

タブレット(錠剤)状の商品は、持ち運びに便利な上、手軽に摂取できることもメリットです。一方で、パウダー状の商品よりも高単価になりがちであることには注意しなければなりません。

EAA商品をOEMで製造する流れ

EAA商品をOEMで製造する流れ

ここでは、EAA商品をOEMで製造する流れを、8つ解説します。

それでは1つずつ解説します。

関連記事:OEM とは – 株式会社OEM

企画

お客様の要望・コンセプトを満たすための商品原料を選定します。

提案

お客様の要望に沿って、コンセプトに合致する商品を提案します。

試作

企画・提案した商品を基に、試作コンセプトを立案の上試作を行います。

処方決定

試作品を基に、処方を決定します。

見積

製造ロット数や容量などに基づき、見積書を作成します。

受注

見積もりの承認が取れたら受注が成立したとして、商品の仕様規格書を作成します。

製造

発注書・仕様規格書に基づき、納期までに商品の製造を行います。

納品

製品検査に合格した製品を、指定の納品場所まで納品期日までに納品します。

EAA商品のOEM先を選ぶポイント

EAA商品のOEM先を選ぶポイント

ここでは、EAA商品のOEM先を選ぶポイントを、3つ解説します。

それでは1つずつ解説します。

関連記事:健康食品のOEMとは?費用相場やメーカーの探し方・選び方を徹底解説

品質の高さ

化粧品や健康食品などの商品が原因で消費者の健康トラブルが発生すると、企業の信頼どころか経営にも影響しかねません。そのため、品質の高さは確実に押さえておきたいポイントです。品質管理部門の有無や外部機関からの認証を確認しておきましょう。場合によっては、事前の工場見学も一手です。

信頼性

豊富な実績や良い評判を有するOEM先であれば、製造や商品化のノウハウが多いだろうという信頼性があります。作りたいジャンルの商品で製造実績があるか確認しておきましょう。また、長年OEM製造を行っていて顧客からの評価が高いOEM先であれば、一層安心して依頼できます。

サポート体制

OEM先により、どの程度までサポートを行ってくれるか異なります。ただ、特にOEM製造の経験が少ないとトラブル対応などで手間取る可能性が高いので、サポート体制が充実しているOEM先がおすすめです。製造時の原料選びや販売方法、さらには法手続きなどさまざまな内容を相談できるOEM先であれば、一層安心できます。

まとめ

まとめ

本記事では、EAA商品をOEM製造するメリットや流れなどについて解説をしました。

EAAは9種類の必須アミノ酸で、人体では生成できません。しかし、人の体を作るためには必須の成分で、パウダー状やタブレット状などEAAを含むサプリメントや健康食品も多数存在します。ここで、新たにEAA商品を製造したい場合は、設備投資が不要で法的リスク回避などの面でも有利なOEM製造がおすすめです。

EAA商品をOEMで製造するには、企画から納品までのプロセスを経る必要があります。また、OEM先を選ぶ際には、品質やサポート体制などを考慮しましょう。

なお、当社もサプリメント・健康食品OEMの実績を豊富に有しています。トレンドに沿った提案も可能ですので、EAA商品のOEMを検討されている方はぜひ一度当社にご相談ください。

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